◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第173号 2020年3月26日発行(臨時) ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
◇令和2年度上半期研修計画が出来上がりましたので、まずもってメルマガ会員の皆様に臨時号をお送りして、研修の詳細をお伝えします。
◇【ご注意願います】4月21日(火)長野会場での研修会、「冷静にマネジメントするために~アンガーマネジメントのその前に~(講師:三井洋子先生)」については、新型コロナウイルスの感染予防防止のため、延期とさせていただきます。変更後の日程及び5月以降の研修会開催予定につきましては、今後の情勢を踏まえ、対応が決まり次第、ホームページ、メールマガジンでご案内します。
◇今後も新型コロナウイルス感染防止のため、研修会を延期、または中止させていただくことがありますので、あらかじめご承知おきください。皆様には、大変ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
◇本日現在、ホームページからお申し込みを「受付保留」とさせていただいております。受付を開始する場合は、ホームページ、メールマガジンでご案内します。ファックス等による申込みは可能ですが、その場合でも状況によって研修会を延期、または中止とさせていただくことありますので、ご承知おきください。その場合は、申込者には電話、メールにてご連絡します。ご不明な点がございましたら、当センター(電話026-225-8533)あてお問合せください。
◇産業保健研修会に参加される皆様へお願い ~新型コロナウイルスの感染予防対策について~
当センターの産業保健研修会に参加される皆様には、新型コロナウイルスの感染を予防するため、以下の対策にご協力いただきますよう、お願い申し上げます。
1 参加を取り止め・自粛していただく場合
(1)37.5度以上の発熱のある方、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方は、参加の取り止めをお願いすることがあります。
(2)発熱や咳など風邪の症状のある方や体調が思わしくない方は、慎重に判断して受講を自粛してください。
(3)医師等から、人ごみの中などへ出かけることを自粛するように要請されている方は、参加申し込みを控えてください。
2 研修会場へ入場される際の手洗い等
研修会場の入口などに備えつけてある消毒用アルコールで、手指を消毒してください。消毒用アルコールが入手困難等の事情で設置されない場合は、会場の水道で石鹸等により手洗いをお願いします。なお、場合により体温の確認をお願いすることがあります。
3 マスクの着用
研修会場内では、マスクの着用をお願いします。マスクは各自でご用意ください。
4 咳エチケット
咳やくしゃみの際は、必ずマスクやハンカチ、ティッシュ等で口元を覆うなど、咳エチケットを守ってください。
5 企業の皆さまへ
企業の皆さまには、研修参加者の直近2週間程度の勤務状況(海外渡航やクラスター発生地域への出張等の有無を含む。)や健康状態(発熱、風邪の症状の有無など)を確認し、参加の是非を慎重に検討の上、対処いただくようお願いします。新型コロナウイルスの感染が沈静化するまで、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
◇令和2年度上半期研修においては、研修後アンケートの結果を踏まえた新テーマの研修や、定番ともいえるメンタルヘルス対策、仕事と治療の両立支援、産業医学等の研修など、利用者ニーズに沿う研修を幅広く用意しましたので、皆様のご参加をお待ちしております。
◇その他、小規模事業場等における新型コロナウイルス対策について、参考となるマニュアル例などをホームページ新着情報に掲載していますので、職場におけるクラスター(小規模感染者集団)の発生回避等にご活用ください。
→http://www.naganos.johas.go.jp/information/新型コロナウイルス対策マニュアル%ef%bc%88参考例%ef%bc%89の/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆研修会のお知らせ
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
令和2年度上半期の研修会は次のとおりです。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪長野会場(鈴正ビル2F 研修室)≫
☆【延期】「 冷静にマネジメントするために 」
~ アンガーマネジメントのその前に ~
令和02年04月21日(火) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子
アンガーマネジメントという言葉をご存知ですか?
「怒りの感情と上手につきあう」と言っても良いかもしれません。
怒りを抑圧するとか、我慢することではありません。本来、怒りや湧き上がる感情には意味があります。感情について誤解していることが多いかもしれません。自分の中で起きていることを理解して対処しましょう。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 企業に求められる がん等の治療と仕事の両立支援 」
令和02年05月12日(火) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター
労働衛生専門職(両立支援担当) 中村 恒雄
少子高齢化に伴い労働者の高齢化も進行し、がん等の治療をしながら仕事を続ける従業員も増加しています。こうした中、がん等になっても安心して治療を続けながら働ける職場をつくることが企業に求められています。関係者の役割や企業における環境設備、支援の進め方等について「治療と仕事のガイドライン」について解説します。
また、両立支援に係る助成金の説明や、日頃困っていることや悩んでいる事について、参加者相互により検討する時間も設けたいと考えています。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 地域の防災力をアップしよう 」
~ 災害クロスロード・BCP ~
令和02年05月20日(水) 13:30~16:30
長野県危機管理部 危機管理防災課 防災指導員
東京海上日動火災保険株式会社 長野支店 BCP策定指導員
※前半の講師:長野県危機管理部危機管理防災課 防災指導員 13:30~15:30
令和元年10月に発生した台風第19号による被害は未だ記憶に新しいところですが、近年は毎年のように自然災害が発生する状況です。防災講座では地震や風水害への備え、自主防災組織など、防災に関することについて解説します。体験型講座では災害時の難しい判断が迫られる状況を体験することにより、自らの問題として考えることができます。
※後半の講師:東京海上日動火災保険株式会社 長野支店 BCP策定指導員 15:30~16:30
不測の事態の発生により経営資源(例えば社員・施設・機器・情報資産等)が損傷を被った際にも、全ての機能が失われないようにして一定のサービスレベルを維持すること、あるいは優先すべき業務をタイムリミットまでに復旧することが肝要です。本研修ではこれらを実現させるための方針、体制および平易で分かり易いマニュアルへの見直し方など、策定要領について解説いたします。
受講対象者・・・総務、人事労務、他興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式と実習
☆「 化学物質の安全衛生管理とリスクアセスメントの実習 」
令和02年06月04日(木) 13:30~16:30
信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣
荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男
※前半の講師 信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 13:30~14:30
企業が事業活動を展開するにあたっては、安全衛生管理活動は必要不可欠なものであり、事業者は労働者に対して安全配慮義務を負っている。安全配慮義務を的確に遂行するための基本対策のひとつであるリスクアセスメントについて理解を深める。
※後半の講師 荻原労働衛生コンサルタント事務所 荻原 幸男 14:30~16:30
化学物質のリスクアセスメントのリスクを見積もる手法において、最も精度が高い手法が実測法ですが、検知管による実測法は専門的な設備・知見がなくても、簡単な操作でリアルタイムの気中濃度を安価に実測することができます。そのため、厚生労働省は、平成29年3月に「検知管を用いた化学物質のリスクアセスメントガイドブック」を公表し、普及を図っています。
そこで今回「化学物質の安全衛生管理」(座学)に加えて、「検知管を用いた化学物質のリスクアセスメントガイドブック」に基づくリスクアセスメント手法の概要、考え方の基本の研修、検知管の使用法及び同手法によるリスクアセスメントを実習していただきます。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式と実習
産業医認定単位申請中
☆「 保健指導やラインケアに必要なコミュニケーションスキル 」
~ アサーションというコミュニケーション ~
令和02年06月16日(火) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子
アサーションとは、自分も相手も尊重した自己表現で、「話す」と「聴く」のあるやり取りです。
コミュニケーションとしては、考え方・ものの見方・理解の仕方・価値観が違うことを前提としたうえで、相互理解を進めるやり取りで、率直に正直に自分の考えや気持ちを伝えることといわれています。
「互いを尊重する」という言葉は簡単ですが、実際のコミュニケーションの中でどのようにしたらよいのか一緒に考えてみましょう。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義と演習の併用
☆「 パートタイム・有期雇用労働法(同一労働同一賃金)について 」
~ あらゆる待遇について、不合理な待遇差を設けることが禁止されます ~
令和02年07月02日(木) 13:30~15:30
長野労働局雇用環境・均等室 雇用環境改善・均等推進指導官 梅本 真澄
働き方改革関連法の成立により、パートタイム・有期雇用労働法が2020年4月に施行されます(中小企業は2021年4月)。
主な改正ポイントや不合理な待遇差の解消に向けた原則となる考え方をご説明します。
また、自社の状況が法の内容に沿ったものか把握するための取り組みの手順についてもご案内します。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 職場で対応に苦慮するメンタルへルス事例 」
~ 傾向と対策 ~
令和02年07月13日(月) 13:30~15:30
栗田病院 院長 倉石 和明
各事業所で多くなってきているメンタルへルスの変調について、実際の事例をもとに傾向と対策について検討します。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式と事例検討
産業医認定単位申請中
☆「 脳・心臓疾患及び精神障害の労災認定基準について 」
令和02年07月15日(水) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部労災補償課 課長 矢沢 智
過労死やメンタルヘルス不調が社会問題としてクローズアップされる中、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害に関する労災請求・認定件数が高水準で推移しています。
講義では、労働者の健康に配慮し、心身ともに健康的に働ける職場環境を整備する上でのリスクマネジメントとして、脳・心臓疾患や精神障害に関する労災請求・認定件数の現状や具体的事例について説明するとともに、業務上疾病として労災認定される基準について解説します。併せて、労災保険給付全般の説明もします。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 従業員の健康情報の取扱い 」
令和02年07月17日(金) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 健康安全課長 松下 耕治
昨年施行された働き方改革関連法では、従業員の健康確保と併せて実施することとして、「健康情報の適切な取扱い」が求められています。
本研修では、個人情報保護法や安全配慮義務等の周辺事項話も交えて、基本から詳細まで解説します。取っ付きにくく、知らないと法令違反になりやすい分野なので、一般企業の方や健診機関関係者は是非受講をご検討ください。
※受講対象者は特に対象は限定しませんが、制度運用者となる企業経営者、産業医、産業看護職、衛生管理者、産業保健担当者を想定した講義内容です。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 中小企業のために産業医ができること 」
~ 健康経営を目指して ~
令和02年07月21日(火) 13:30~15:30
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎
労働安全衛生法では、規模50人以上の事業場は産業医を選任しなければならないとされています。また、企業が健康管理に取組むことは、従業員の健康保持増進を通じ、自社の生産性の向上や優秀な人材確保にもつながり、企業価値を高める意義があります。
安全衛生法で求められる健康管理を進めるために、何を頼み、どのような活動をお願いするか。まずは、自社の受け入れ体制の整え方から、健康経営を目指すまで産業保健活動の基本的な内容を確認していきたいと思います。
受講対象者・・・産業保健関係者一般
研修方式・・・講義方式
☆「 事後措置・保健指導に必要な各種健診・人間ドック結果の解釈 」
令和02年07月29日(水) 14:00~16:00
医療法人淳和会 小林病院 院長 小林 淳生
様々な機関で行われ、報告されてくる健診結果を如何に評価し、如何に事後措置や保健指導に結び付けていくかを考えます。参加者に実際に気になっているデータなどを提示していただく時間もとり、事例をもとに現場で活用できる内容を盛り込みたいと思います。
受講対象者・・・産業看護職、企業内産業保健スタッフ
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 労働安全衛生活動をチームで進めるための実践的方法 」
~ 産業保健チームによる課題解決事例に学ぶ ~
令和02年08月03日(月) 13:30~16:00
大宝労務安全研究所 所長 大田 吉宝
メンタルヘルス対策や過重労働対策など働き方改革が進められる中、事業場ではこれまで以上に労働安全衛生活動を効率的・効果的に進めることが期待されていますが、産業保健チームを構築することにより、各メンバーの専門性が発揮され、情報共有によって重複部分も無くなるなど、結果として効率よく高い成果を上げることにつながります。研修では、具体的な課題解決事例から、実務に役立つポイントを学びましょう。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式(質疑応答の時間もあります)
☆「 職場におけるハラスメント防止対策について 」
~ 職場におけるハラスメント対応の実務 ~
令和02年08月04日(火) 13:30~15:30
長野労働局雇用環境・均等室 指導係長 吉田 佳奈代
職場におけるハラスメントについて、法が求める防止対策や職場の相談窓口にハラメスント相談があった場合の適切な対応方法について分かりやすく説明します。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式(事例を用いた職場の相談窓口対応について実際に参加者に少し考えていただいたり、質問を受けられるような時間も設けたいと思います。)
産業医認定単位申請中
☆「 労働者の健康管理等に役立つ知識 」
令和02年08月06日(木) 13:30~15:30
飯塚医院 院長 飯塚 康彦
職場の感染症対策や生活習慣病の予防に役立つ知識を身につけましょう。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
産業医認定単位申請中
☆「 メンタルヘルス不調者の職場復帰支援(リワーク支援) 」
~ 職場復帰に向けた支援の視点と方法を学ぶワークショップ ~
令和02年08月20日(木) 13:30~16:00
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
長野障害者職業センター 内田 典子
メンタルヘルス不調者に対する職場復帰支援(リワーク支援)の内容や支援事例の紹介、職場復帰支援に取り組む企業からの話題提供、また参加者の皆様との意見交換を行います。職場復帰にあたって求められる再発防止策の検討や職場におけるストレス対処スキルの習得に向けた支援の視点や方法を学ぶ研修です。
受講対象者・・・企業内産業保健スタッフ・メンタルヘルス対策担当者・企業等の経営首脳者・企業等の管理監督者・企業等の人事労務担当者
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 働き方改革について 」
令和02年08月24日(月) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 監督課長 政木 隆一
昨年4月から働き方改革関連法が順次施行され、残業時間の上限規制、年次休暇の取得義務化など、労務管理の大きな転換が求められています。
まずは、関連法の内容を説明し、ご理解いただいたうえで、会社の実態に則した疑問点等の質問にお答えいたします。
※受講対象者は特に限定しませんが、時間外労働削減のための手法や管理方法等について説明しますので、企業等の人事労務担当者がおすすめです。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 新任人事担当者のためのメンタルヘルス基礎知識 」
令和02年08月26日(水) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也
新たに人事担当者に任命されたもののメンタルヘルスって何?誰も教えてくれないしどこに聞けばいいのか分からない。だったらもう一度基礎をおさらいしましょう!メンタルヘルスの基礎的な知識から対処法まで全般的に網羅します。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修形式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 高年齢労働者の労働安全衛生対策 」
令和02年09月01日(火) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 健康安全課長 松下 耕治
「働き方改革」の次に政府が進めているのが「人生100年時代構想(人づくり革命)」で、今年は定年引上げを含む関連法案が国会審議される見通しです。今後ますます高年齢労働者が増えていく見通しで、そのための対策は不可欠となります。
本研修では、対策の一つである高年齢労働者の労働安全衛生対策について、ガイドラインをベースに解説します。
※受講対象者は特に対象は限定しませんが、企業経営者、衛生管理者、産業保健担当者を想定した講義内容です。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 心の元気を高めるために 」
~ メンタルヘルスはキャリアと深いつながりを持つ ~
令和02年09月29日(火) 13:30~16:30
キャリア&メンタルサポートOffice Suzu 代表 西牧 鈴子
実際に働いている方々のメンタルヘルス支援に携わっていると、不調に陥る多くの方々が日常的なストレス要因に継続的に曝されていたり、仕事の行く末に不透明さを感じていたりします。ストレスマグニチュードを使ってライフイベントやキャリアの実際から、心の元気を高めるためにストレス度合いに気づき、対策を考えてみましょう。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
≪須坂会場(須坂商工会議所 2階会議室)≫
☆「 職場のハラスメント対策の具体的な取組み 」
~ ハラスメント対策のマニュアルづくりと初期対応の心得 ~
令和02年05月14日(木) 13:30~16:00
オフィス・キャリアサポート 代表 古越 真佐子
昨年制定された労働施策総合推進法(別名パワハラ防止法)により、今後はますますハラスメントに関する対策が整備され、会社が何も対策を講じないことが問われる時代となりました。職場内のパワハラ防止対応策の取組みを、どのように取り組んでいけば良いのか、ハラスメント対策の具体的な取組み方法と初期対応のあり方を学んでいきたいと思います。
受講対象者・・・産業看護職(保健師・看護師等)、メンタルヘルス対策担当者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 衛生管理者業務の壁を破る 」
~ その悩み みんなで解決しよう ~
令和02年05月19日(火) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一
衛生管理者の業務を行うときにどうしても突き当たってしまう壁、それは、「こんな時どうすれば・・・」その壁を突き破る方法を、みんなで考えてみませんか?
通常の、講師が回答するという形ではなく、参加者の経験・実態を聞きながら自分自身が解決策を考える、解決の一助にするものです。
衛生管理者を対象とした研修です。
受講対象者・・・衛生管理者
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用(事例検討を含む)
≪上田会場(上田商工会議所 5階Bホール)≫
☆「 メンタルへルス事例検討 」
令和02年05月08日(金) 15:00~17:00
信州大学医学部精神医学教室 教授 鷲塚 伸介
精神障害、パーソナリティ障害、発達障害など、メンタルヘルス事例は多岐に渡っています。そして、その対応には各事例に合わせた臨機応変さが求められます。正解が1つに決められないことにメンタルヘルス事例の難しさがあるとも言えます。本研修では、参加者から事前に事例を出していただき、その対応を皆で考えます。
全員で討議を行いますので、メンタルヘルスの知識が全くない方は対象外とします。事例を出していただける方は、概要を所定の用紙にまとめてあらかじめ事務局にご送付いただきます。参加申し込みを受けた後、事務局から事例記載用紙をお送りします。
受講対象者・・・産業医、産業看護職(保健師・看護師等)、衛生管理者、企業内産業保健スタッフ、メンタルヘルス対策担当者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・事例検討
☆「 人材育成につなげる研修デザインの手法 」
令和02年06月10日(水) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也
人事戦略の中でいかに効果的な研修を行うのか。その場しのぎではない研修をデザインする方法をお伝えします。
研修担当として、社内講師として、研修を組み立てたり運営することについて考え、また実際にワークも体験していただきます。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修形式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 生活習慣病 」
~ 生活習慣病の予防と重症化予防 ~
令和02年06月24日(水) 13:30~15:30
公益社団法人 長野県栄養士会 副会長 馬島 園子
生活習慣病の予防と重症化を予防するために、食事のとり方、食習慣の改善について考えます。
また今年、改定された食事摂取基準が施行されるので、食事の摂取量について考えます。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 職場において必要な救急措置の知識 」
~ AEDトレーナーを活用した救急蘇生法 ~
令和02年09月16日(水) 13:40~15:40
池田クリニック 院長 池田 正憲
定期健康診断において冠動脈硬化、不整脈などの心臓疾患の所見が認められることがあり、突然死につながる可能性があります。職場での緊急事態にそなえ、AEDトレーナーを使用し、救急蘇生法を実地に学びます。救急の日(9月9日)にちなんだ研修です。
受講対象者・・・衛生管理者・企業内産業保健スタッフ
研修方式・・・講義方式と実習
☆女性活躍 第1部「 女性労働者の健康保持 」
~ 労働関連疾患と生物学的性差、社会文化的性差の関係 ~
女性活躍 第2部「 女性活躍推進法について 」
~ 職場における女性の活躍推進の実務 ~
令和02年09月17日(木) 13:30~16:30
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎
長野労働局雇用環境・均等室 指導係長 吉田 佳奈代
※第1部の講師 信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 13:30~15:30
わが国は急激な少子高齢化時代を迎え、定年の延長と共に、潜在的な生産年齢の女性の労働者有効活用は緊急の課題です。女性労働者に対する法的な保護措置もありますが、併せて事業場における健康保持の課題を考慮すべき事態も少なくありません。男女別でみるとプレゼンティーイズム損失割合は女性のほうが大きくなっている。健康関連コストが可視化され始めた今、本研修会では女性活躍促進に向けた労働生産性問題に関する対策、付随的なものを含めて検討致します。産業医や事業場の産業保健関係者向きの内容です。
※第2部の講師 長野労働局雇用環境・均等室 指導係長 吉田 佳奈代 15:30~16:30
職場における女性の活躍推進について、法が求める行動計画の策定や求職者向け情報提供等について分かりやすく説明します。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
産業医認定単位申請中
≪松本会場(JA中信会館 4階402会議室)≫
☆「 心の元気を高めるために 」
~ メンタルヘルスはキャリアと深いつながりを持つ ~
令和02年06月29日(月) 13:30~16:30
キャリア&メンタルサポートOffice Suzu 代表 西牧 鈴子
実際に働いている方々のメンタルヘルス支援に携わっていると、不調に陥る多くの方々が日常的なストレス要因に継続的に曝されていたり、仕事の行く末に不透明さを感じていたりします。ストレスマグニチュードを使ってライフイベントやキャリアの実際から、心の元気を高めるためにストレス度合いに気づき、対策を考えてみましょう。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 弁護士が教えるハラスメント対策 」
~ パワハラやメンタルヘルス不調の事例を取り上げて ~
令和02年07月30日(木) 13:30~15:30
神田法律事務所 代表弁護士 織 英子
ハラスメントに対する事前及び事後の対策について、具体的な事例も取り上げつつ分り易く説明します。
ハラスメントは、人格権の侵害やメンタルヘルス不調を引き起こす深刻な問題です。紛争に発展して、職場と労働者が対立することがあり得ます。
事前及び事後の対応方法・留意事項等について、法的リスクを含めて説明します。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式・事例検討
☆「 生活習慣病 」
~ 生活習慣病の予防と重症化予防 ~
令和02年08月21日(金) 13:30~15:30
公益社団法人 長野県栄養士会 副会長 馬島 園子
生活習慣病の予防と重症化を予防するために、食事のとり方、食習慣の改善について考えます。
また今年、改定された食事摂取基準が施行されるので、食事の摂取量について考えます。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式
☆「 衛生管理者業務の壁を破る 」
~ その悩み みんなで解決しよう ~
令和02年09月25日(金) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一
衛生管理者の業務を行うときにどうしても突き当たってしまう壁、それは、「こんな時どうすれば・・・」その壁を突き破る方法を、みんなで考えてみませんか?
通常の、講師が回答するという形ではなく、参加者の経験・実態を聞きながら自分自身が解決策を考える、解決の一助にするものです。
衛生管理者を対象とした研修です。
受講対象者・・・衛生管理者
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用(事例検討を含む
≪松本会場(JA中信会館 5階602会議室)≫
★2回シリーズ
☆第1回 「 SSTを活用した職場で困難を抱える傾向のある方への面接や指導 」
~ SST(社会技能訓練の基礎) ~
令和02年06月09日(火) 13:30~16:00
☆第2回 「 SSTを活用した面接指導の実際 」
~ SST(社会技能訓練の基礎) ~
令和02年08月18日(火) 13:30~16:00
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる
第1回 周りとのコミュニケーションや仕事の進め方などに課題を抱える方の指導や面談の際に、行動定着を図るためのSSTの基本を学ぶ。
第2回 具体的な困難内容についての指導の実習をロールプレイで行う。
受講対象者・・・産業医、産業看護職、衛生管理者、企業内産業保健スタッフ、メンタルヘルス対策担当者、企業等の経営首脳者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・講義・事例検討・実習
≪松本会場(松本労働基準協会 2階 )≫
☆「 化学物質の安全衛生管理とリスクアセスメントの実習 」
令和02年09月03日(木) 13:30~16:30
信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣
荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男
※前半の講師 信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 13:30~14:30
企業が事業活動を展開するにあたっては、安全衛生管理活動は必要不可欠なものであり、事業者は労働者に対して安全配慮義務を負っている。安全配慮義務を的確に遂行するための基本対策のひとつであるリスクアセスメントについて理解を深める。
※後半の講師 荻原労働衛生コンサルタント事務所 荻原 幸男 14:30~16:30
化学物質のリスクアセスメントのリスクを見積もる手法において、最も精度が高い手法が実測法ですが、検知管による実測法は専門的な設備・知見がなくても、簡単な操作でリアルタイムの気中濃度を安価に実測することができます。そのため、厚生労働省は、平成29年3月に「検知管を用いた化学物質のリスクアセスメントガイドブック」を公表し、普及を図っています。
そこで今回「化学物質の安全衛生管理」(座学)に加えて、「検知管を用いた化学物質のリスクアセスメントガイドブック」に基づくリスクアセスメント手法の概要、考え方の基本の研修、検知管の使用法及び同手法によるリスクアセスメントを実習していただきます。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式と実習
産業医認定単位申請中
≪岡谷会場(テクノプラザおかや IT支援室)≫
☆「 集団分析結果の活用と職場環境改善 」
令和02年05月28日(木) 13:30~16:00
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる
ストレス調査の集団分析結果をもとに、職場の課題を整理し、職場の環境改善に結びつけるため、集団分析結果の読み方、職場環境改善を行うワークショップのすすめ方を実習いたします。
受講対象者・・・産業医、産業看護職、衛生管理者、企業内産業保健スタッフ、メンタルヘルス対策担当者、企業等の経営首脳者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・事例検討
産業医認定単位申請中
☆「 熱中症 」
~ 熱中症の発生機転と対策 ~
令和02年06月18日(木) 13:30~15:30
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎
地球温暖化の影響で、わが国の夏季における熱中症は増加傾向を示しております。屋内外を問わず発生する熱中症の発生機転と対策について理解を含め、また、症例をあげて、参加された皆様と共に討議する予定です。講義内容は、産業医、産業看護職、衛生管理者を対象としたものですが、一般の方にも理解できる内容です。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
産業医認定単位申請中
☆「 職場のハラスメント対策の具体的な取組み 」
~ ハラスメント対策のマニュアルづくりと初期対応の心得 ~
令和02年07月28日(火) 13:30~16:00
オフィス・キャリアサポート 代表 古越 真佐子
昨年制定された労働施策総合推進法(別名パワハラ防止法)により、今後はますますハラスメントに関する対策が整備され、会社が何も対策を講じないことが問われる時代となりました。職場内のパワハラ防止対応策の取組みを、どのように取り組んでいけば良いのか、ハラスメント対策の具体的な取組み方法と初期対応のあり方を学んでいきたいと思います。
受講対象者・・・産業看護職(保健師・看護師等)、メンタルヘルス対策担当者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 弁護士が教えるハラスメント対策 」
~ パワハラやメンタルヘルス不調の事例を取り上げて ~
令和02年09月04日(金) 13:30~15:30
神田法律事務所 代表弁護士 織 英子
ハラスメントに対する事前及び事後の対策について、具体的な事例も取り上げつつ分り易く説明します。
ハラスメントは、人格権の侵害やメンタルヘルス不調を引き起こす深刻な問題です。紛争に発展して、職場と労働者が対立することがあり得ます。
事前及び事後の対応方法・留意事項等について、法的リスクを含めて説明します。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・講義方式・事例検討
☆「 企業におけるハラスメント問題の理解と対策 」
~ パワハラ対策義務化を踏まえたこれからのハラスメント対策のあり方 ~
令和02年09月10日(木) 13:30~16:00
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子
今年6月に施行予定のパワーハラスメント対策の義務化を踏まえ、本研修では、ハラスメント問題の現状を事例を交えながら理解するとともに、発生時の対応、発生させないための職場づくり・人づくりなど、これからのハラスメント対策について考えます。
尚、本研修は、人事労務担当者、産業保健スタッフ等ハラスメント対策に関わる方を想定した内容となっています。
受講対象者・・・産業看護職(保健師・看護師等)、企業内産業保健スタッフ、メンタルヘルス対策担当者、企業等の経営首脳者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・講義方式
☆「 メンタルへルス事例検討 」
令和02年09月18日(金) 15:00~17:00
信州大学医学部精神医学教室 教授 鷲塚 伸介
精神障害、パーソナリティ障害、発達障害など、メンタルヘルス事例は多岐に渡っています。そして、その対応には各事例に合わせた臨機応変さが求められます。正解が1つに決められないことにメンタルヘルス事例の難しさがあるとも言えます。本研修では、参加者から事前に事例を出していただき、その対応を皆で考えます。
全員で討議を行いますので、メンタルヘルスの知識が全くない方は対象外とします。事例を出していただける方は、概要を所定の用紙にまとめてあらかじめ事務局にご送付いただきます。参加申し込みを受けた後、事務局から事例記載用紙をお送りします。
受講対象者・・・産業医、産業看護職(保健師・看護師等)、衛生管理者、企業内産業保健スタッフ、メンタルヘルス対策担当者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・事例検討
≪飯田会場(飯田労働基準協会会館 大会議室)≫
☆「 企業に求められる がん等の治療と仕事の両立支援 」
令和02年07月03日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 森 智子
少子高齢化に伴い労働者の高齢化も進行し、がん等の治療をしながら仕事を続ける従業員も増加しています。こうした中、がん等になっても安心して治療を続けながら働ける職場をつくることが企業に求められています。関係者の役割や企業における環境設備、支援の進め方等について「治療と仕事のガイドライン」について解説します。
また、両立支援に係る助成金の説明や、日頃困っていることや悩んでいる事について、参加者相互により検討する時間も設けたいと考えています。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用
☆「 衛生管理者業務の壁を破る 」
~ その悩み みんなで解決しよう ~
令和02年07月22日(水) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一
衛生管理者の業務を行うときにどうしても突き当たってしまう壁、それは、「こんな時どうすれば・・・」その壁を突き破る方法を、みんなで考えてみませんか?
通常の、講師が回答するという形ではなく、参加者の経験・実態を聞きながら自分自身が解決策を考える、解決の一助にするものです。
衛生管理者を対象とした研修です。
受講対象者・・・衛生管理者
研修方式・・・討議方式と講義方式の併用(事例検討を含む)
☆「 ストレスチェック集団集計の見方、使い方 」
令和02年08月07日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也
ストレスチェックを実施してみたものの、集団集計の意味が分からないことはありませんか?数字の見方や、職場への反映させ方など参加者同士で考えていきます。集団集計の社内説明会にも自信をもって臨めるようになります。
受講対象者・・・興味のある方はどなたでも
研修形式・・・討議方式と講義方式の併用
≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 企業におけるハラスメント問題の理解と対策 」
~ パワハラ対策義務化を踏まえたこれからのハラスメント対策のあり方 ~
令和02年06月25日(木) 13:30~16:00
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子
今年6月に施行予定のパワーハラスメント対策の義務化を踏まえ、本研修では、ハラスメント問題の現状を事例を交えながら理解するとともに、発生時の対応、発生させないための職場づくり・人づくりなど、これからのハラスメント対策について考えます。
尚、本研修は、人事労務担当者、産業保健スタッフ等ハラスメント対策に関わる方を想定した内容となっています。
受講対象者・・・産業看護職(保健師・看護師等)、企業内産業保健スタッフ、メンタルヘルス対策担当者、企業等の経営首脳者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・講義方式
☆「 産業保健スタッフのための相談対応のポイント 」
~ メンタル・ハラスメントの相談に適切に対応するために知っておきたいこと ~
令和02年08月27日(木) 13:30~16:00
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子
従業員からの日常的な相談のほか、ハラスメントに関連する相談など、産業保健スタッフは日々多様な対応を求められています。相談対応は従業員にとって大切なサポート資源であると同時に、組織にとっては早期に問題に対応するリスクマネジメントとしても重要な意味があります。
本研修では、今年義務化となるパワハラ対策における相談業務についても、どのように対応し、何にポイントを置いてコーディネートしていくか、実習を交えて考えていきます。
尚、本研修は、産業保健スタッフ等、従業員の相談に対応される方を想定した内容となっています。
受講対象者・・・産業看護職(保健師・看護師等)、企業内産業保健スタッフ、メンタルヘルス対策担当者、企業等の人事労務担当者
研修方式・・・講義と実習
☆「 中小企業のために産業医ができること 」
~ 健康経営を目指して ~
令和02年09月23日(水) 13:30~15:30
長野産業保健総合支援センター 特別講師 滝口 和博
労働安全衛生法では、規模50人以上の事業場は産業医を選任しなければならないとされています。また、企業が健康管理に取組むことは、従業員の健康保持増進を通じ、自社の生産性の向上や優秀な人材確保にもつながり、企業価値を高める意義があります。
安全衛生法で求められる健康管理を進めるために、何を頼み、どのような活動をお願いするか。まずは、自社の受け入れ体制の整え方から、健康経営を目指すまで産業保健活動の基本的な内容を確認していきたいと思います。
受講対象者・・・産業保健関係者一般
研修方式・・・講義方式
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第172号 2020年3月10日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
ご承知のとおり、本年2月25日に政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」が決定しました。→ https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
まさに今が、今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で、極めて重要な時期であるとして、学校の臨時休校など各種感染拡大防止策が取られていますが、改めて、皆様には、新型コロナウイルス感染症の特徴を踏まえ、 感染の不安から適切な相談をせずに医療機関を受診することや感染しやすい環境に行くことを避けていただくようお願いするとともに、手洗い、咳エチケット等を徹底し、風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いいたします。
職場における感染予防に関する相談等については、厚生労働省の専用相談窓口等をご利用ください。
(厚生労働省の電話相談窓口、Q&A等)→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(長野県の専用相談電話等)→ https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/bukan-haien.html
なお、今月号の連載コラムはお休みとします。新年度4月号から、「職場のメンタルヘルス対策」に関するコラムがスタートしますので、ご期待ください。
-+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆3月の研修会の中止及び4月の研修会の受付保留のお知らせ NEW
◆3月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
◆関係機関情報 NEW
◆お知らせ NEW
◆編集後記
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆3月の研修会の中止及び4月の研修会の受付保留のお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
3月の研修会については、新型コロナウィルス感染防止の要請を踏まえ、中止(受付終了)とさせていただきました。研修会に申込みをいただいていた方、参加をご検討されていた方には、改めてお詫び申し上げます。
4月の研修会については、今後、ホームページやメルマガ、研修会チラシ等でご案内いたしますが、本メルマガ発行時点において開催は未定(受付保留)とさせていただいております。今後の情勢を踏まえた開催の可否等については、決まり次第、ホームページやメールマガジンにてご通知させていただきます。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆3月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★「治療と仕事の両立支援」について
→ https://www.ryoritsushien.johas.go.jp/
★「メディカルノート」における両立支援特集ページについて
→ https://medicalnote.jp/features/johas
◎3月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
(1)長野産業保健総合支援センターにおける相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関
・日時:3月12日(木)、13日(金)、17日(火)、19日(金)、24日(火)、26日(木)、27日(金)いずれも13:00~16:00まで
・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します)
・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533
(2)医療機関における出張相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族
1)信州大学医学部付属病院における出張相談
・日時:(4月2日(木)13:30~(毎月第1、第3木曜日)
・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター
(完全予約制です) 0263-37-3045
2)長野市民病院における出張相談
・日時:3月21日(土) 9:30~12:30
・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-295-1292
3)伊那中央病院における出張相談
・日時:随時
・申込先:伊那中央病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 0265-72-3121
4)長野赤十字病院における出張相談
・日時:随時
・申込先:長野赤十字病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-217-0558
5)佐久総合病院における出張相談
・日時:随時
・申込先:1]佐久総合病院佐久医療センター がん相談支援センター
(完全予約制です) 0267-88-7184
2]佐久総合病院 総合相談センター
(完全予約制です) 0267-82-3131
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★台風19号等の被災者のための専用電話相談窓口(通話無料)
→ (1)メンタルヘルスに関する相談フリーダイヤル【0120-012-684】平日10時~17時(土日祝日除く)
→ (2)健康に関する相談フリーダイヤル【0120-361-437】月・水・金13時~17時(祝日除く)
(以下については、長野労働局へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 令和元年台風第19号について
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/typhoon19_2019.10.html
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆関係機関情報 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は、各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 化学物質による健康障害防止指針(がん原性指針)について(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07948.html
★ 「個人サンプリング法による作業環境測定及びその結果の評価に関するガイドライン」を策定しました(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09446.html
★ 令和元年度「化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会報告書」を公表します(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09323.html
★「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」を改正しました(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09175.html
★「林業の作業現場における緊急連絡体制の整備等のためのガイドライン」を改正しました(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09178.html
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆
●労災疾病普及サイト
→ https://www.research.johas.go.jp/
〇「メンタルヘルス(平成30年度開始研究)」について
→ https://www.research.johas.go.jp/mental2018/index.html
○「予防医療に係る予防法・指導法」について
→ https://www.research.johas.go.jp/yobou/
◆◇◆センターから◆◇◆
●長野産業保健総合支援センターの移転について
当センターは、長野市中御所一丁目16-11鈴正ビル2階に移転しました。
→ https://goo.gl/maps/AqBVbYbZfRY5Yftr6
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆編集後記
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
令和2年度上半期の産業保健研修計画が完成しました。今後、チラシの印刷等を行い、3月下旬から4月以降にかけて、ホームページへの掲載やメールマガジン臨時号の発行、チラシの配布等により皆様にご案内します。
健康管理、化学物質対策、メンタルヘルス、働き方改革、産業医活用、ハラスメント防止、防災関係(BCP)など、実務に役立つ研修を企画・開催しますので、研修会への積極的なご参加をお待ちしております。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは月1回発行しています。
★編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第171号 2020年2月10日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
新型コロナウイルスについて、世界保健機構(WHO)において「国際的な公衆衛生上の緊急事態」が宣言され、今後、感染症のさらなる拡大防止に努める必要が出てきました。
職場における感染予防に関する相談等については、厚生労働省の専用相談窓口をご利用ください。
(厚生労働省の電話相談窓口、Q&A等)→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(長野県の専用相談電話等)→ https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/bukan-haien.html
また、連載コラム「治療と仕事の両立支援」は、今回(11回目)で最終となります。これまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
なお、第1回~第11回のコラムを「両立支援読本」として冊子にまとめ、新年度から配布する予定ですので(無料)、ご入用の方はセンターまでお問い合わせください。
-+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第11回(最終回) NEW
(2月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)NEW
◆2月、3月の研修会のお知らせ NEW
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
◆関係機関情報 NEW
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第11回(最終回) NEW
(2月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
治療と仕事の両立支援(その11)
今回は「特殊な場合の対応」について考えます。
がんに限らず、病気の治療後の経過が良くなく病状が悪化したり、障害が残ったり、疾病が再発したりすることも決して珍しくありません。こうした場合の対応について記載されています。
(1)治療後の経過が悪い場合の対応
治療後の経過が悪く、病状の悪化によって仕事をすることができなくなり、治療と仕事の両立が困難となる場合もあります。その場合の対応としては、労働者の意向を確認した上で、主治医や産業医等医師の意見を求めて、就業継続の可否を判断することとなります。主治医や産業医等の医師が、仕事をすることによって病勢が著しく増悪する恐れがあり、仕事を続けることは困難であると判断した場合は、労働安全衛生法第68条の規程に基づいて、事業者は就業禁止の措置をとらざるを得ません。
(2)障害が残る場合の対応
がんの場合には、治療の副作用がつらかったり、がんそのものによって生ずる局所の障害など身体的機能の障害や全身の衰弱等により障害が残ることもあります。その場合には作業転換等の措置が必要となる事もありますので、主治医や産業医等の医師の意見を求めて、その意見を勘案して、労働者と十分な話合いを通じて労働者本人の了解を得られるよう努めた上で、新たな就業上の措置を決定して実施することとなります。
状況によっては、期間の限定なく就業上の措置を継続する必要となる場合もあります。その場合は、人事労務担当者や、所属長・上司・同僚等の理解、協力がより重要となりますし、就業上の措置の実施状況の定期的かつ着実な確認をして状況の変化に応じた対応を改めて考えることもあります。
作業転換等の措置は、労働契約の改変となりますので労働契約内容の理解を深めることは不可欠であり、労働者とは書面で確認しておくことが必要です。
また、短時間勤務や軽作業に変更せざるを得ない等の作業転換等によって、収入が治療前より減少することも想定されます。障害厚生年金は一定の障害状況があれば、就労を継続しながらでも受給できる可能性がありますので、この制度の利用についても検討して頂きたいと思います。
(3)疾病が再発した場合の対応
がんの場合には、再発・転移も決して珍しくありません。その場合、労働者(患者)は自分の今後の人生についての優先度を考える場面も想定されます。この場合の対応としては、なんと言っても労働者本人の意向を確認することであり、症状の進行や治療経過に応じて改めて就労に関しては柔軟にかつ慎重に検討する必要があると思います。また状況によっては家族とも連携をとって対処する必要が生じるとも考えられます。
一般的に、がんの再発・転移をした場合は完全に治るということは極めてまれであるとも言われていますので、労働者本人が就労を希望しても事業者には、「安全配慮義務」がありますので、就労継続ができずに退職ということもあり得ます。事業者は、治療と仕事の両立支援を行うに当たってはこうしたことも念頭に置いて、再発した際には状況に応じて改めて検討することが大変重要となります。
最後になりますが、治療と仕事を両立させる上で気をつけることについては、ガイドラインの[3]に“両立支援を行うに当たっての留意事項”として記載されていますが、改めて視点を変えて考えますと、労働者(患者)は、自分の病気の治療により業務上どのような支障が出て、どのような援助が必要になるのか周囲に伝えて理解を得る必要があり、治療前よりできない事はあるものの、できる範囲で仕事に取り組むという姿勢も、周囲の理解を得ることとなるのではないかと考えますし、職場では、日頃から上司や同僚とのコミュニケーションが取れて風通しのよい職場、症状に応じて業務の調整ができる等の「お互い様」という職場風土をつくっておく必要があると思います。
更に会社としては、治療に使える休暇制度や休職制度、あるいは短時間勤務制度等の柔軟な勤務制度を整えて、従業員に周知し、実際に利用できるようにしておく事が重要だと考えます。
また、個別の支援が必要となった場合は、労働者(患者)の意向を確認して、医学的見地からは主治医や産業医等の医師の意見を聴取し、会社ができることとできないことを整理し、できないことについても検討の余地はないかを考えて、可能な限りの就労継続の対応をしていただきたいと思います。
昨年4月から「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」(平成28年2月厚生労働省公表)に基づいて連載をして参りましたが、今回を持って終了とさせていただきます。ありがとうございました。
★「治療と仕事の両立支援」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html
★「メディカルノート」における両立支援特集ページについて
→ https://medicalnote.jp/features/johas
◎2月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
(1)長野産業保健総合支援センターにおける相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関
・日時:2月13日(木)、18日(火)、20日(木)、21日(金)、25日(火)、27日(木)、28日(金)、3月3日(火)、5日(木)、6日(金)いずれも13:00~16:00まで
・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します)
・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533
(2)医療機関における出張相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族
1)信州大学医学部付属病院における出張相談
・日時:2月20日(木)(3月5日(木))13:30~(毎月第1、第3木曜日)
・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター
(完全予約制です) 0263-37-3045
2)長野市民病院における出張相談
・日時:2月15日(土) 9:30~12:30
・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-295-1292
3)伊那中央病院における出張相談
・日時:随時
・申込先:伊那中央病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 0265-72-3121
4)長野赤十字病院における出張相談
・日時:随時
・申込先:長野赤十字病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-217-0558
5)佐久総合病院における出張相談
・日時:随時
・申込先:1]佐久総合病院佐久医療センター がん相談支援センター
(完全予約制です) 0267-88-7184
2]佐久総合病院 総合相談センター
(完全予約制です) 0267-82-3131
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆2月、3月の研修会のお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
2月、3月の研修会は次のとおりです。ホームページから申込可能です。
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫
☆「 職場で対応に苦慮するメンタルへルス事例 」~ 傾向と対策 ~
令和 2年 2月17日(月) 13:30~15:30
栗田病院 院長 倉石 和明 氏
産業医認定単位(生涯:専門1単位、実地1単位)
☆「 生活習慣病 」~ 生活習慣病の予防と重症化予防 ~
令和 2年 2月19日(水) 13:30~15:30
公益社団法人 長野県栄養士会 副会長 馬島 園子 氏
☆「 労働者の健康管理等に役立つ知識 」
令和 2年 2月27日(木) 13:40~15:40
飯塚医院 院長 飯塚 康彦 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
☆「 メンタルへルス事例検討 」
令和 2年 3月13日(金) 15:00~17:00
信州大学医学部精神医学教室 教授 鷲塚 伸介 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪上田会場(上田商工会議所 5階Bホール)≫
☆「 ストレスチェック組織集計の活用 」これから始める「職場環境改善」 ~ スタートのための手引 ~
令和 2年 2月21日(金) 13:00~15:30
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也 氏
☆「 職場の人間関係作り≪共同描画≫ 」~ 他者との非言語コミュニケーションの中で自分を探る ~
令和 2年 3月11日(水) 13:30~16:30
キャリア&メンタルサポートOffice Suzu 代表 西牧 鈴子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪岡谷会場(テクノプラザおかや IT支援室)≫
☆「 治療と仕事の両立をめざして 」~ 両立支援ガイドラインの活用と事例検討 ~
令和 2年 2月14日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 矢口 敏子 氏
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 森 智子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪飯田会場(飯田労働基準協会会館 大会議室)≫
☆「 産業保健スタッフのための相談対応のポイント 」~ メンタル・ハラスメントの相談に適切に対応するために知っておきたいこと ~
令和 2年 2月13日(木) 13:30~16:30
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子 氏
☆「 弁護士が教えるハラスメント対策 」~ パワハラやメンタルヘルス不調の事例を取り上げて ~
令和 2年 3月 6日(金) 13:30~15:30
神田法律事務所 代表弁護士 織 英子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 がんになっても仕事を続けられる事業場を。でもがんを早く治療しましょう。 」
令和 2年 2月25日(火) 13:30~15:30
長野産業保健総合支援センター 所長 矼 暎雄 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
☆「 最近の安全衛生関係法法令及び通達の動向 」~ 令和元年中における法改正・通達を中心として ~
令和 2年 3月 4日(水) 13:30~16:00
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】
産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。
●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★台風19号等の被災者のための専用電話相談窓口(通話無料)
→ (1)メンタルヘルスに関する相談フリーダイヤル【0120-012-684】平日10時~17時(土日祝日除く)
→ (2)健康に関する相談フリーダイヤル【0120-361-437】月・水・金13時~17時(祝日除く)
(以下については、長野労働局へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 令和元年台風第19号について
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/typhoon19_2019.10.html
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆関係機関情報 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は、各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令案要綱」の諮問と答申(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09081.html
★「第2回「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09157.html
★「令和元年度職場のメンタルヘルスシンポジウム~相談しやすい職場環境づくりのポイント~」を2月に開催します(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08955.html
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆
●労災疾病普及サイト
→ https://www.research.johas.go.jp/index.html
〇「外傷性高次脳機能障害」について
→ https://www.research.johas.go.jp/koujinou/thema01.html
〇「職業性呼吸器疾患」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_jinpai/
→ https://www.research.johas.go.jp/booklet/report.html
→ https://www.research.johas.go.jp/jinpai2018/index.html
◆◇◆センターから◆◇◆
●長野産業保健総合支援センターの移転について
当センターは、長野市中御所一丁目16-11鈴正ビル2階に移転しました。
→ https://goo.gl/maps/AqBVbYbZfRY5Yftr6
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆ 編集後記
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
新型コロナウイルス感染への不安が広まっておりますが、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様、お一人お一人が咳エチケットや手洗いなどを行っていただくとともに、咳や発熱等がある場合には、マスクの着用をし、感染症対策に努めていただくようよろしくお願いいたします。
現在、令和2年度上半期の産業保健研修会の計画を作成中です。健康管理、化学物質対策、メンタルヘルス、働き方改革、産業医活用、ハラスメント防止、BCPなど、実務に役立つ研修を企画・開催してまいりますので、研修会への積極的なご参加をお待ちしております。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは月1回発行しています。
★編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第170号 2020年1月10日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
新年明けましておめでとうございます。本年も幸多き年でありますようご祈念申し上げます。
昨年は、働き方改革関連法の施行により、産業医・産業保健機能の強化が図られ、現場においても産業保健への期待と責任が大きく増していることを改めて実感した1年でした。
本年も、労働者がより安全でメンタル面を含め健康で働くために、また、事業者の健康経営の理念が根付くように、皆様と協力して産業保健事業を推進してまいりますので、引き続きのご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
連載コラム「治療と仕事の両立支援」も10回目となりましたので、是非ご覧ください。
また、今月1月29日(水)長野市芸術館アクトスペースにて「治療と仕事の両立支援セミナー」が開催されます。参加無料ですので、皆様奮ってご参加ください。
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/naganotiryoutosigotonoryouritusiennsemina-.pdf
-+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第10回 NEW
(1月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)NEW
◆1月、2月の研修会のお知らせ NEW
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲)
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
◆関係機関情報 NEW
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第10回 NEW
(1月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
治療と仕事の両立支援(その10)
両立支援の進め方~その3~
今回は、入院等による休業を要する場合の対応について解説します。
(2)入院等による休業を要する場合の対応
この場合の流れとしては、[1]病気休業開始時における対応[2]病気休業期間中のフォローアップを経て、[3]疾病の回復した際における職場復帰の可否判断、更に[4]「職場復帰プラン」の策定[5]プランの実施[6]職場復帰後のフォローアップを行うという事となります。この場合も、周囲の同僚等周囲者への対応には当然留意する必要があります。
1)病気休業開始時における対応
患者である労働者が仕事から一時的に離脱して治療に専念するためにも、次の事柄が大切であると思います。
[ア]業務の引き継ぎや業務調整を行う事となりますので、引き継ぎのためのフォームを作っておく必要もあります。また、周囲の同僚一人当たりの業務量が多くなりますので、業務の一部を他部署に委託したり、一時的に人員の手当を行う等、特定部署や特定人に業務の負荷がかかり過ぎないように調整する必要も生じます。
[イ]労働者本人の不安の除去のためには、休業に関する制度(賃金・社会保険料等の取扱い、手続きを含む。)と休業可能期間、休業中の相談窓口、職場復帰の手順等、休業・休職中の留意事項などをまとめた案内文書等を交付して情報提供をしておく事が大切です。この説明の際には必要に応じて家族同席の上で伝える事が望ましいと考えます。
2)病気休業期間中のフォローアップ
休業期間中は、労働者に孤立感を与えないように、そして安心感の醸成のために、上司など職場関係者が予め定めた連絡方法により、労働者の状況や治療の経過、今後の見込み等について確認するほか、労働者の不安や悩みを相談できる場を設ける等、定期的に連絡を取ってお互いの状況把握をします。こうしたことを行うことにより、治療後の順調な職場復帰に向けての準備が行えることとなります。なお、労働者においては、休業期間中は、主治医の指示等に基づき、治療を受けること、服薬すること、適切な生活習慣を守る事等、疾病の治療や回復に専念することが重要である事は言うまでもないと思います。
3)職場復帰の可否の判断
労働者の疾病が回復した際には、以下により職場復帰の可否を判断しますが、この時期は最も慎重な判断と丁寧な対応が必要となります。本人の意思確認、就労可能な体調であるのかの確認、治療状況・治療方針の情報取得、職場の意向・状況などを整理して関係者が連携して協議する必要があります。
[ア]労働者は、主治医から職場復帰の話が出始めたら、事業者(休業期間中の連絡窓口・担当者、人事労務担当、職場上司等)に、職場復帰が予定されている職場の勤務情報の作成を依頼し、その勤務情報を主治医に提供し、主治医から就労可能の診断書と共に、就業上の配慮に関する意見書を得て事業者に提出します。
[イ]私傷病休職の場合は、一般的には解雇猶予措置ですので、復職の可否の判断に当たっては、医師の診断が重要な意味を持ちます。従って事業者は、[ア]により提供された情報が十分でない場合は、労働者本人の同意を得た上で、産業医等や産業保健スタッフが主治医から更に必要な情報を収集する事となります。これらの者がいない場合には、労働者本人の同意を得た上で、人事労務担当者等が主治医に問合せたり、労働者に同行受診をして職場での具体的配慮事項についてアドバイスを受ける必要があると思います。
[ウ]主治医の意見を産業医に提供し、職場において必要とされる業務遂行能力等を踏まえた職場復帰の可否に関する意見を聴取します(産業医との面談)。産業医等がいない事業場は、主治医から提供を受けた情報を参考とします。
[エ]本人の意向を確認する。
[オ]復帰予定の部署の意見を聴取する。
[カ]事業者は、主治医や産業医の意見、本人の意向、復帰予定部署の意見等を総合的に勘案して、配置転換も含めた職場復帰の可否を判断します。この判断は、合議制で審査することが望ましいと考えます。
なお、復職判定に当たっては、[1]社会生活能力(日常生活が『普通に』出来るレベルにあるか、体力が仕事に耐えうるか、生活に支障を来す症状の有無、睡眠時間等)[2]就労意欲(復職する意思が十分にある、職場での配慮の必要状況、毎日定時に通勤可能か等)[3]就業能力(就業に必要な頭脳・肉体労働などが持続的に可能か等)[4]職場の復職支援(職場の復職受け入れスタンス等)の4つの要素が必要とされています。こうしたことは「復職面談(労働者本人、上司、産業医、総務人事担当)」による面談を経て判定する事が望ましく、事業場として、復職支援のための配慮が出来るところと出来ない(難しい)ところを整理し、調整することとなります。
[4]職場復帰支援プランの策定
労働者が治療をしながら就業継続が可能であると事業者が判断した場合は、労働者がその業務によって疾病が増悪することがないよう就業上の措置等を決定し、その措置等を実施しますが、その際に、具体的な措置や配慮の内容、スケジュール等についてまとめた計画(「職場復帰支援プラン」)を策定する事が望ましいとしています。職場復帰支援プランに盛り込む事が望ましい事項は、前回記載した「両立支援プラン」と同様ですが、「職場復帰支援プラン」の場合は、“職場復帰日”についても明示する必要があります。また、職場復帰支援プランは極めて個別性の高いプランですので、産業医や保健師、産業保健スタッフの他、必要に応じて主治医と連携しているMSWや、両立支援促進員、社会保険労務士等の支援を受ける事も考えてください。なお、「職場復帰支援プラン」は、退院や治療の終了と同時にすぐに通常勤務に復帰できるとは限らない事に留意して策定する必要があります。
以下、[5]プランに基づく取組み実施と[6]フォローアップ及び、周囲者への対応については、前回記載した事と同様の対応となりますので省略をいたします。
なお、『事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン』においては、勤務状況を主治医に提供する際の様式、主治医の意見を求める際の様式についての様式例(P13~16)を提示していますし、『企業・医療機関連携マニュアル』においては、それぞれ”記載例“や作成時・確認時のポイントも示されていますので、これらを参考に必要に応じて自社に適するように、加除訂正をして利用して頂きたいと思います。
★「治療と仕事の両立支援」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html
★「メディカルノート」における両立支援特集ページについて
→ https://medicalnote.jp/features/johas
◎1月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
(1)長野産業保健総合支援センターにおける相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関
・日 時:1月14日(火)、16日(木)、21日(火)、23日(木)、24日(金)、28日(火)、31日(金)いずれも13:00~16:00まで
・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します)
・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533
(2)医療機関における出張相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族
1)信州大学医学部付属病院における出張相談
・日 時:1月16日(木)(2月6日(木))13:30~(毎月第1、第3木曜日)
・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター
(完全予約制です) 0263-37-3045
2)長野市民病院における出張相談
・日 時:1月18日(土) 9:30~12:30
・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-295-1292
3)伊那中央病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:伊那中央病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 0265-72-3121
4)長野赤十字病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:長野赤十字病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-217-0558
5)佐久総合病院における出張相談 NEW
・日 時:随時
・申込先:1]佐久総合病院佐久医療センター がん相談支援センター
(完全予約制です) 0267-88-7184
2]佐久総合病院 総合相談センター
(完全予約制です) 0267-82-3131
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆1月、2月の研修会のお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
1月、2月の研修会は次のとおりです。ホームページから申込可能です。
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫
★3回シリーズ 「 睡眠と睡眠障害 」
~ 睡眠の仕組みを知り生活と職場を豊かに ~
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏
産業医認定単位(生涯:専門3単位)
※1回だけでも理解できる研修内容ですので、お気軽にご参加ください。
☆第3回「 睡眠ガイドラインについて 」
令和 2年 1月16日(木) 13:30~16:30
☆「 自律神経を整える 」
令和 2年 1月22日(水) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏
☆「 保健指導やラインケアに必要なコミュニケーションスキル 」
~ アサーションというコミュニケーション ~
令和 2年 1月29日(水) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏
☆「 人材育成につなげる研修デザインの手法 」
令和 2年 2月 4日(火) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也 氏
☆「 労働安全衛生活動をチームで進めるための実践的方法 」
~ 産業保健チームによる課題解決事例に学ぶ ~
令和 2年 2月 5日(水) 13:30~16:00
大宝労務安全研究所 所長 大田 吉宝 氏
☆「 職場で対応に苦慮するメンタルへルス事例 」
~ 傾向と対策 ~
令和 2年 2月17日(月) 13:30~15:30
栗田病院 院長 倉石 和明 氏
産業医認定単位(生涯:専門1単位、実地1単位)
☆「 生活習慣病 」
~ 生活習慣病の予防と重症化予防 ~
令和 2年 2月19日(水) 13:30~15:30
公益社団法人 長野県栄養士会 副会長 馬島 園子 氏
☆「 労働者の健康管理等に役立つ知識 」
令和 2年 2月27日(木) 13:40~15:40
飯塚医院 院長 飯塚 康彦 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪須坂会場(須坂商工会議所 2階会議室)≫
☆「 産業看護職にエールを送りたい 」
~ 日常業務の中で困っていることに焦点をあてる ~
令和 2年 1月31日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 産業保健専門職 北野 和子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪上田会場(上田商工会議所 5階Bホール)≫
☆「 健康管理の基礎;健康診断の結果、診断書情報と就業上の配慮 」
令和 2年 1月27日(月) 13:30~15:30
信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
☆「 職場のハラスメント対策の具体的な取組み 」
~ ハラスメント対策のマニュアルづくりと初期対応の心得 ~
令和 2年 2月 6日(木) 13:30~16:00
オフィス・キャリアサポート 代表 古越 真佐子 氏
☆「 ストレスチェック組織集計の活用 」
これから始める「職場環境改善」 ~ スタートのための手引 ~
令和 2年 2月21日(金) 13:00~15:30
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪松本会場(JA中信会館 4階402会議室)≫
☆「 癌就労支援 第1部 」
~ 癌サバイバーの気持ちを理解する ~
令和 2年 1月17日(金) 14:00~15:30
社会医療法人抱生会 丸の内病院 精神科科長 武藤 隆 氏
☆「 癌就労支援 第2部 」
~ 会社が、両立支援を進めるうえでのポイント ~
令和 2年 1月17日(金) 15:30~16:30
長野産業保健総合支援センター 労働衛生専門職(両立支援担当) 中村 恒雄 氏
★働き方改革シリーズ
☆「 パートタイム・有期雇用労働法の対応に向けて 」
~ 見直しましょう。不合理な待遇差を! ~
令和 2年 1月21日(火) 13:30~15:30
長野労働局雇用環境・均等室 雇用環境改善・均等推進監理官 池上 仁 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
★2回シリーズ「 SSTを活用した職場で困難を抱える傾向のある方への面接や指導 」
☆第2回
令和 2年 1月24日(金) 13:30~16:00
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪松本会場(JA中信会館 5階602会議室)≫
☆「 騒音性難聴のメカニズムと騒音測定実習 」
~ 「作業環境測定基準」及び「騒音障害防止のためのガイドライン」に基づく騒音測定方法及び評価方法の実習 ~
令和 2年 1月23日(木) 13:30~17:00
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏 13:30~15:00
荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男 氏 15:00~17:00
産業医認定単位(生涯:専門1.5単位、実地2単位)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪岡谷会場(テクノプラザおかや IT支援室)≫
☆「 治療と仕事の両立をめざして 」
~ 両立支援ガイドラインの活用と事例検討 ~
令和 2年 2月14日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 矢口 敏子 氏
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 森 智子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪飯田会場(飯田労働基準協会会館 大会議室)≫
☆「 産業保健スタッフのための相談対応のポイント 」
~ メンタル・ハラスメントの相談に適切に対応するために知っておきたいこと ~
令和 2年 2月13日(木) 13:30~16:30
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 がんになっても仕事を続けられる事業場を。でもがんを早く治療しましょう。 」
令和 2年 2月25日(火) 13:30~15:30
長野産業保健総合支援センター 所長 矼 暎雄 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★ 各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】
産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。
●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
石綿関連疾患については、他の一般的疾患と比べて情報が少なく、診断が難解であることから、診断に必要となる新たな医学的知見や診断技術を踏まえた専門技術を習得する必要があります。
本研修は、石綿関連疾患に関する胸部画像の読影診断技術研修及び石綿による労災疾病の労災補償制度についての「専門研修」として、石綿関連疾患症例の医療用デジタル画像(PCによる)を使用して読影のポイントを解説するとともに、画像の読影実習を行います。
(認定産業医の単位取得対象の研修です。)
日時:令和 2年 1月25日(土) 14:30~16:30
場所:長野市医師会 4階講堂(長野市若里7丁目1番5号)
講師:東北労災病院 副院長 三浦 元彦 氏
旭労災病院 呼吸器科部長兼アスベスト疾患ブロックセンター長 加藤 宗博 氏
単位:生涯研修実地研修2単位
●お申込みは、ホームページの新着情報(「続きを読む」の2ページ目)からお願いします。
http://www.naganos.johas.go.jp/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★台風19号等の被災者のための専用電話相談窓口(通話無料)
→ (1)メンタルヘルスに関する相談フリーダイヤル 【0120-012-684】 平日10時~17時(土日祝日除く)
→ (2)健康に関する相談フリーダイヤル 【0120-361-437】 月・水・金13時~17時(祝日除く)
(以下については、長野労働局へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 令和元年台風第19号について
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/typhoon19_2019.10.html
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆関係機関情報 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は、各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 有害物ばく露作業報告対象物(令和2年対象・令和3年報告)について
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07834.html
★ 「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービス」
→ https://www.chohyo-shien.mhlw.go.jp/
★ 「地域・職域連携推進ガイドライン」について
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06868.html
★ 第126回労働政策審議会安全衛生分科会(資料)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08617.html
★ 『職場における化学物質対策について』(再掲) (厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei03.html
★ 『職場における労働衛生対策』(再掲) (厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
★ 「メンタルヘルス・自殺予防・過重労働・セクハラ・その他健康づくり」パンフレット(再掲) (中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター)
→ http://www.jaish.gr.jp/information/mental_pamphlet.html
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆
●労災疾病普及サイト
→ https://www.research.johas.go.jp/index.html
○「物理的因子疾患」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_inshi/past01.html
○「職業性皮膚疾患NAVI」について
→ https://www.research.johas.go.jp/hifunavi/index.html
○「勤労者医療フォーラム がんの治療と両立支援(東京会場)」について
→ https://www.tokyor.johas.go.jp/topics/forum2020.html
○「勤労者医療フォーラム 就労と糖尿病治療の両立(愛知会場)」について
→ http://www.chubuh.johas.go.jp/information/detail/info_detail__803.html
◆◇◆センターから◆◇◆
●長野産業保健総合支援センターの移転について
当センターは、長野市中御所一丁目16‐11鈴正ビル2階に移転しました。
→ https://goo.gl/maps/AqBVbYbZfRY5Yftr6
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆ 編集後記
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
本年もよろしくお願いいたします。台風被害の影響は今もなお続いていると思われますが、その中で当センターの産業保健専門研修会にご参加いただいており、誠にありがとうございます。
引き続き、実務に役立つ専門研修を企画・開催してまいりますので、研修会への積極的なご参加をお待ちしております。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第169号 2019年12月10日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
令和元年も残りわずかとなりました。年末を無事にお過ごしいただき、明るい新年が迎えられるようご祈念申し上げます。
連載コラム「治療と仕事の両立支援」も9回目となりました。是非ご覧ください。
また、令和2年1月29日(水)長野市芸術館アクトスペースにて「治療と仕事の両立支援セミナー」が開催されます。参加無料ですので、皆様奮ってご参加ください。
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/naganotiryoutosigotonoryouritusiennsemina-.pdf
-+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第9回 NEW
(12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)NEW
◆12月、1月の研修会のお知らせ NEW
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲)
◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートご協力のお礼 NEW
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
◆関係機関情報 NEW
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第9回 NEW
(12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
治療と仕事の両立支援(その9)
事業者が主治医、産業医からの意見を勘案して、労働者が治療をしながら仕事を継続することができるか否かの判断をした結果、(1)入院等による休業を要さずに仕事を継続する場合(有給休暇の使用のみで後は通院治療等)と、(2)入院等による休業を要する場合の対応に分けられることとなります。
病気よっては、通院で済む場合もありますし、入院休業しなければならない場合もあります。労働政策研究・研修機構が調査した疾病罹患者の休職状況によると、「ほとんど休職することなく通院治療」とする割合が高い疾病としては、糖尿病、心疾患、肝炎などで、がんと脳血管疾患は「疾患罹患者の半数以上が休職を経て治療」となる割合がやや高いとされており、疾病によって異なる対応が必要であるということが分ります。
今回は、休業を要さずに就労する場合の対応について解説します。
(1)入院等による休業を要さない場合の対応
この場合の流れは [1]「両立支援プラン」を策定し、[2]そのプラン等に基づいて就業上の措置や治療への配慮を実施してフローアップを行うということとなりますが、その際、[3]周囲の同僚等周囲者への対応にも留意する必要があります。
[1]「両立支援プラン」の策定
労働者が治療をしながら就業継続が可能であると事業者が判断した場合は、労働者がその業務によって疾病が増悪することがないよう就業上の措置等を決定し、その措置等を実施しますが、その際に、具体的な措置や配慮の内容、スケジュール等についてまとめた計画(「両立支援プラン」)を策定する事が望ましいとしています。
両立支援プランは労使間の契約となりますので、労働者本人、事業者及び関係者(所属長、人事労務担当、産業医等)による話合いの上で作成されたものである事が分かるように書面で確認しておく必要があると思われます。 なお、『ガイドライン』の「様式例集」において“両立支援プラン/職場復帰支援プランの作成例”が示されていますし、『企業・医療機関連携マニュアル(事例編)』でもプランの作成例が記載されていますので、これらを有効活用していただきたいと思います。
◎両立支援プランに盛り込む事が望ましい事項として、以下の事項が記載されています。
[ア]治療・投薬等の状況及び治療・通院の予定
・治療や薬剤の副作用により予想される体調不良、・通院、治療でどの程度職場を離れる必要があるのか、その予定)
[イ]就業上の措置及び治療への配慮の具体的内容及び実施時期・期間
・作業の転換(業務内容の変更)が必要な場合の新しい作業内容、制限の内容・労働時間の短縮(1日の勤務時間、週の勤務日数)・残業時間制限、遠隔地出張の制限、深夜勤務の制限等・通勤への配慮(時差出勤制度等)・就業場所の変更 など
[ウ]治療への配慮内容(定期的な休暇の取得)等
・通院のための時間単位の休暇取得・治療のための定期入院治療への配慮 など
[エ]フォローアップの方法及びスケジュール(産業医等、保健師・看護師等の産業保健スタッフ、人事労務担当者による面談等)
◎両立支援プランの作成時に留意する事項
両立支援プランの策定に当たって留意する事項としては以下のことが考えられます。
[ア]病名は同じでも個人ごとに症状や治療が異なる場合がありますので、プラン策定はオーダーメイドの対応となること。
[イ]プランは労働者(患者)個人の意向も踏まえて個別に作成しますので、産業医、産業保健スタッフ、主治医の他、必要に応じて主治医と連携している医療ソーシャルワーカーや両立支援促進員等の支援を受ける事も考えること。
[ウ]通常勤務への復帰は、通院や治療の終了と同時にすぐに戻れるとは限りませんので、この点についても留意しておく必要があること。
[エ]労働者(患者)の同僚や管理監督者に過度の負担がかからないように配慮もすること。
[オ]治療の経過によっては、必要な措置や配慮内容、時期、期間が当然変わる事がありますので、労働者の状況を適宜確認し、必要に応じてプラン、就業上の措置及び治療に対する配慮内容を見直す必要があること。
[カ]プランの見直しに際しては、治療の副作用等による就業上の困難は個人差が大きいので、労働者から職場での配慮希望を聴いた上で主治医や産業医の意見に従って対応すること。
[2]「両立支援プラン」等に基づく取組の実施とフォローアップ
事業者は両立支援プラン等に基づき、必要な就業上の措置及び治療への配慮を実施します。治療の経過によっては、必要な措置や配慮内容、時期、期間が当然変わる事が考えられますので、労働者の状況を労働者本人及び管理監督者から定期的に状況を確認し、必要に応じてプラン、就業上の措置及び治療に対する配慮内容を見直します。
見直しの検討に当たっては、人事労務担当や産業保健スタッフ等の組織的な支援が望まれます。
◎面談時に確認する主な事項としては
・両立支援プランの実施状況の確認、評価、見直し。
・治療等のための通院時間が確保されているか、受診が継続されているか。
・日常の健康状態について上司と会話ができているか。
・体調不良時に上司に申出ができている雰囲気か。
・産業医または産業保健スタッフ等との面談が定期的に行われているか。
・治療状況の確認及び主治医から言われている事項。
等が考えられます。また、両立支援プランの見直しに際しては、労働者本人が就労に当たってどういうことを望んでいるのかを、労働者本人と話し合う必要もあります。
[3]周囲の者への対応
両立支援プランの実施を行うことにより、周囲の同僚や上司等にも一時的に負荷がかかります。両立支援は、労働者本人と上司だけでなく職場全体で労働者をサポートしていくことが重要ですので、[ア]風通しの良い職場内コミュニケーションの醸成と[イ]労働者本人と周囲とのバランスのとれた対応が上司に求められます。
就業等の配慮が行き過ぎると「特別扱いしている。」と受け止められる事もありますので、職場内のコミュニケーションを良好に維持する必要があります。また、労働者本人も特別扱いされていると感じて肩身の狭い思いをする場合もあります。そのため、職場の誰にどの程度配慮事項等を伝えるか労働者本人と相談して合意の下に、一定の情報を開示して周囲の同僚に必要な就業上の措置及び治療への配慮に対する理解を得る必要があります。
それと共に、業務分担に偏りがないか、特定の人に業務が集中していないか検証し、適宜調整する必要があります。
★「治療と仕事の両立支援」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html
★「メディカルノート」における両立支援特集ページについて
→ https://medicalnote.jp/features/johas
◎12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
(1)長野産業保健総合支援センターにおける相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関
・日 時:12月10日(火)、11日(水)、13日(金)、17日(火)、19日(木)、20日(金)、24日(火)、26日(木)、27日(金)いずれも13:00~16:00まで
・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します)
・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533
(2)医療機関における出張相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族
1)信州大学医学部付属病院における出張相談
・日 時:12月19日(木) 13:30~(毎月第1、第3木曜日)
・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター
(完全予約制です) 0263-37-3045
2)長野市民病院における出張相談
・日 時:12月21日(土) 9:30~12:30
・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-295-1292
3)伊那中央病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:伊那中央病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 0265-72-3121
4)長野赤十字病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:長野赤十字病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-217-0558
5)佐久総合病院における出張相談 NEW
・日 時:随時
・申込先:1]佐久総合病院佐久医療センター がん相談支援センター
(完全予約制です) 0267-88-7184
2]佐久総合病院 総合相談センター
(完全予約制です) 0267-82-3131
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆12月、1月の研修会のお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
12月、1月の研修会は次のとおりです。ホームページから申込可能です。
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫
☆「 がんになっても仕事を続けられる事業場を。でもがんを早く治療しましょう。 」
令和元年12月13日(金) 13:30~15:30
長野産業保健総合支援センター 所長 矼 暎雄 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
★働き方改革シリーズ
☆「 労働者の心身の状態に関する情報の適正な取扱いのための措置について 」
~ 働き方改革関連法等の周辺事項に関する説明も交えて ~
令和元年12月19日(木) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 健康安全課長 松下 耕治 氏
☆「 自律神経を整える 」
令和 2年 1月22日(水) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏
★3回シリーズ 「 睡眠と睡眠障害 」
~ 睡眠の仕組みを知り生活と職場を豊かに ~
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏
産業医認定単位(生涯:専門3単位)
※1回だけでも理解できる研修内容ですので、お気軽にご参加ください。
☆第3回 「 睡眠ガイドラインについて 」
令和 2年 1月16日(木) 13:30~16:30
☆「 保健指導やラインケアに必要なコミュニケーションスキル 」
~ アサーションというコミュニケーション ~
令和 2年 1月29日(水) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪須坂会場(須坂商工会議所 2階会議室)≫
☆「 産業看護職にエールを送りたい 」
~ 日常業務の中で困っていることに焦点をあてる ~
令和 2年 1月31日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 産業保健専門職 北野 和子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪上田会場(上田商工会議所 5階Bホール)≫
☆「 治療と仕事の両立をめざして 」
~ 両立支援ガイドラインの活用と事例検討 ~
令和元年12月17日(火) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 小林 美智子 氏、笹渕 和香奈 氏
☆「 健康管理の基礎;健康診断の結果、診断書情報と就業上の配慮 」
令和 2年 1月27日(月) 13:30~15:30
信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪松本会場(JA中信会館 4階402会議室)≫
☆「 どうすればいい化学物質の安全衛生管理 」
~ 職場の疑問、質問にお答えします! ~
令和元年12月16日(月) 13:30~15:30
信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏
産業医認定単位(生涯:専門1単位、実地1単位)
☆「 集団分析結果の活用と職場環境改善 」
令和元年12月20日(金) 13:30~16:00
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる 氏
☆「 癌就労支援 第1部 」
~ 癌サバイバーの気持ちを理解する ~
令和 2年 1月17日(金) 14:00~15:30
社会医療法人抱生会 丸の内病院 精神科科長 武藤 隆 氏
☆「 癌就労支援 第2部 」
~ 会社が、両立支援を進めるうえでのポイント ~
令和 2年 1月17日(金) 15:30~16:30
長野産業保健総合支援センター 労働衛生専門職(両立支援担当) 中村 恒雄 氏
★働き方改革シリーズ
☆「 パートタイム・有期雇用労働法の対応に向けて 」
~ 見直しましょう。不合理な待遇差を! ~
令和 2年 1月21日(火) 13:30~15:30
長野労働局雇用環境・均等室 雇用環境改善・均等推進監理官 池上 仁 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
★2回シリーズ 「 SSTを活用した職場で困難を抱える傾向のある方への面接や指導 」
☆第2回
令和 2年 1月24日(金) 13:30~16:00
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪松本会場(JA中信会館 5階602会議室)≫
☆「 企業におけるハラスメント問題の理解と対策 」
~ パワハラ対策義務化を踏まえたこれからのハラスメント対策のあり方 ~
令和元年12月12日(木) 13:30~16:00
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子 氏
☆「 騒音性難聴のメカニズムと騒音測定実習 」
~ 「作業環境測定基準」及び「騒音障害防止のためのガイドライン」に基づく騒音測定方法及び評価方法の実習 ~
令和 2年 1月23日(木) 13:30~17:00
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏 13:30~15:00
荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男 氏 15:00~17:00
産業医認定単位(生涯:専門1.5単位、実地2単位)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 衛生管理者職場巡視のポイントと、衛生委員会(安全衛生委員会)における役割 」
~ 職場巡視の結果をどう活かすか! ~
令和元年12月18日(水) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★ 各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】
産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。
●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
石綿関連疾患については、他の一般的疾患と比べて情報が少なく、診断が難解であることから、診断に必要となる新たな医学的知見や診断技術を踏まえた専門技術を習得する必要があります。
本研修は、石綿関連疾患に関する胸部画像の読影診断技術研修及び石綿による労災疾病の労災補償制度についての「専門研修」として、石綿関連疾患症例の医療用デジタル画像(PCによる)を使用して読影のポイントを解説するとともに、画像の読影実習を行います。
(認定産業医の単位取得対象の研修です。)
日時:令和 2年 1月25日(土) 14:30~16:30
場所:長野市医師会 4階講堂(長野市若里7丁目1番5号)
講師:東北労災病院 副院長 三浦 元彦 氏
旭労災病院 呼吸器科部長兼アスベスト疾患ブロックセンター長 加藤 宗博 氏
単位:生涯研修実地研修2単位
●お申込みは、ホームページの新着情報(「続きを読む」の2ページ目)からお願いします。
http://www.naganos.johas.go.jp/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートご協力のお礼 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
治療と仕事の両立支援に係るアンケートは、令和元年11月29日(金)をもって終了とさせていただきました。ご回答いただいた事業所におかれましては、ご協力のほど誠にありがとうございました。
なお、調査結果につきましては後日公表する予定としており、現在集計作業中ですので今しばらくお待ちください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆台風19号による被害に関する情報(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★台風19号等の被災者のための専用電話相談窓口(通話無料)
→ (1)メンタルヘルスに関する相談フリーダイヤル 【0120-012-684】 平日10時~17時(土日祝日除く)
→ (2)健康に関する相談フリーダイヤル 【0120-361-437】 月・水・金13時~17時(祝日除く)
(以下については、長野労働局へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 令和元年台風第19号について
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/typhoon19_2019.10.html
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆関係機関情報 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は、各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 『職場における化学物質対策について』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei03.html
★ 『職場における労働衛生対策』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
★ 「第125回労働政策審議会安全衛生分科会(資料)」
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07904.html
★ 「メンタルヘルス・自殺予防・過重労働・セクハラ・その他健康づくり」パンフレット
→ http://www.jaish.gr.jp/information/mental_pamphlet.html
(中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆
●労災疾病普及サイト
→ https://www.research.johas.go.jp/index.html
○「じん肺診断技術研修」について
→ https://www.johas.go.jp/index/tabid/595/Default.aspx?itemid=867&dispmid=1466
〇第2期「メンタルヘルス」分野について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_mental/thema02_index.html
◆◇◆40歳~57歳の男性へ、風しんの抗体検査・予防接種のクーポン券を配布しております◆◇◆
厚生労働省は、各企業の健康診断で、クーポン券対象者に風しんの抗体検査を実施頂けるようお願いをしています。企業側の追加費用はほとんど発生しません。
現在、風しんの報告が多く見られています。患者の多くは、30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。
風しんは、また、妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがある(先天性風しん症候群)ほか、成人がかかると症状が重くなることがあります。
厚生労働省は、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性(40歳~57歳)に対して、無料で風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券をお住まいの自治体よりお送りしています。
2019年度は、1972年(昭和47)年4月2日~1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性(40歳~47歳)に市区町村がクーポン券を送付しておりますが、その他の対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます(自治体により事業の開始時期や対応が異なります)。
今回このクーポン券を利用し、各企業の健康診断でも風しんの抗体検査を実施できるやり方を設けております。各企業におかれましては、働く世代の男性が検査を受けやすい環境を作るため、是非この仕組みをご検討ください。健康診断時に抗体検査できるように医療機関と調整頂くことで、社員の方が検査を行いやすい環境が準備できます。詳しくは、所属の自治体にご相談ください。
また、より多くの対象男性に対して告知し、抗体を獲得していただくために、厚生労働省は、「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とコラボレーションしたポスター及びリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行っております。また、「ラグビー日本代表」を起用した啓発活動を行っております。その他、名刺サイズの案内用紙やクーポン使用上の注意、医療機関向けのクーポン券の使用可否お知らせポスターなどを啓発資料として用意しておりますので、ぜひご活用いただければと存じます。
以下の風しんの追加的対策特設ページからもダウンロードできますので、ぜひ普及啓発活動の資材としてお役立てください。
<風しんの追加的対策特設ページ>
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html
◆◇◆センターから◆◇◆
●長野産業保健総合支援センターの移転について
当センターは、長野市中御所一丁目16‐11鈴正ビル2階に移転しました。
→ https://goo.gl/maps/AqBVbYbZfRY5Yftr6
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆ 編集後記
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
台風被害の影響は今もなお続いていると思われますが、その中で当センターの産業保健専門研修会にご参加いただいており、誠にありがとうございます。
令和2年も、引き続き積極的な研修会へのご参加をお待ちしております。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第168号 2019年11月18日発行(お知らせ) ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
◇この度の台風19号により被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。1日も早い復旧と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
◇台風被害の影響により延期させていただきました以下の研修会について、再日程を決定しましたので、お知らせいたします。
◇労働者の健康管理を適切に行う上で、健康情報をどう取り扱うかは極めて重要な事項であります。皆様、奮ってご参加ください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫
★働き方改革シリーズ
☆「 労働者の心身の状態に関する情報の適正な取扱いのための措置について 」
~ 働き方改革関連法等の周辺事項に関する説明も交えて ~
令和元年12月19日(木) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 健康安全課長 松下 耕治 氏
・企業内の人事労務・産業保健担当者のほか、健診機関等労働者の健康情報を取り扱う方や、それら事業を総括されている方を対象としています。
・標題の指針に加え、周辺事項として、個人情報保護法や働き方改革関連法について解説します。
・情報の種類ごとの取扱いの違いや、オプトアウト(包括的同意取得)について解説します。
・企業規模に応じた対策についても、簡単に紹介します。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは原則月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第167号 2019年11月8日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
この度の台風19号により被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。1日も早い復旧と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
当センター(独立行政法人労働者健康安全機構)としても、災害に遭い強いストレスを受けられた労働者の方々に対する職場における心のケアの参考として、事業主、産業保健スタッフ等向けの「職場における災害時のこころのケアマニュアル」パンフレットを配布しておりますので、ご活用ください。
→ https://www.johas.go.jp/yobo/johoteikyo/kyozai_manual/tabid/140/Default.aspx
また、台風19号等の被災者のための専用電話相談窓口(通話無料)が11月1日から設置されましたので、こちらもご活用ください。
→ (1)メンタルヘルスに関する相談フリーダイヤル 【0120-012-684】 平日10時~17時(土日祝日除く)
→ (2)健康に関する相談フリーダイヤル 【0120-361-437】 月・水・金13時~17時(祝日除く)
その他、連載コラム「治療と仕事の両立支援」も8回目となりました。是非ご覧ください。
-+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第8回 NEW
(11月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)NEW
◆11月、12月の研修会のお知らせ NEW
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲)
◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートのお知らせ(再掲)
◆台風19号による被害に関する情報 NEW
◆関係機関情報 NEW
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第8回 NEW
(11月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
治療と仕事の両立支援(その8)
今月から両立支援の進め方について解説します。
両立支援の一般的な流れは、(1)両立支援を希望する労働者が、支援に必要な主治医の意見書等の必要情報を事業者へ提出し、(2)事業者は提出された情報が不十分な場合には、労働者の同意を得て主治医から情報を収集する。(産業医がいない事業場では、この情報が重要なポイントとなります)(3)事業者は、この情報を産業医に提供して、就労継続の可否、就業上の措置、治療に対する配慮に関する産業医の意見を聴取する。(産業医のいない事業所では不要となります)(4)事業者は、主治医及び産業医等の意見を勘案して、就業継続の可否を判断する。ということになり、(5)就労継続が可能と事業者が判断した場合は、就業上の措置及び治療に解する配慮内容・実施期間等を検討・決定して実施する。(6)就業継続不可で長期の休業が必要と判断した場合は、事業者が休業開始前の対応・休業中のフォローアップを行うと共に、復帰の見込みが出た段階では、主治医・産業医等の意見、本人の意向、復帰予定部署の意見等を総合的に勘案し、職場復帰の可否を事業者が判断し、職場復帰後の就業上の措置、治療に対する配慮内容・実施期間等を検討・決定して、実施する。ということとなります
(1)両立支援を必要とする労働者からの情報提供
◯病気の治療と仕事の両立支援が必要と判断した労働者は、事業場のルール等に基
づいて、支援に必要な情報を収集して事業者に提出する必要があり、主治医から提供を受ける事が望ましい情報は、症状、治療の状況としては、[1]現在の症状 [2]入院や通院治療の必要性とその期間 [3]治療内容・スケジュール [4]通勤や業務遂行に影響を及ぼしうる症状や副作用の有無とその内容、具体的には、[ア]退院後又は通院治療中の就業継続の可否に関する意見[イ]避けるべき作業、時間外労働の可否、出張の可否など、[ウ]望ましい就業上の措置に関する意見[エ]通院時間の確保や休憩場所の確保等の、配慮が必要な事項に対する意見。 とされており、この情報を元に事業者は治療と仕事の両立支援を検討する事となります。
◯主治医は、労働者を継続的に診断していますので病状には詳しいですが、労働者の業務内容や職場状況等に関しては熟知している訳では無いため、業務を考慮せずに診断されている場合がありますので、ガイドラインでは労働者の置かれている勤務情報を主治医に提供し、それを元に主治医の意見を求める「様式例」を提示しています。
こうしたことから事業場の産業保健スタッフや人事労務担当者は、当該労働者から相談があった場合には、労働者が必要十分な情報収集ができるように、事業者が定める勤務情報提供の為の書類の作成支援や、両立支援手続きの説明を行う等の支援を行う事が望まれます。
(2)提出された情報が不十分な場合
主治医から提供された情報が不十分な場合は、産業医等や産業保健スタッフが労働者本人の同意を得た上で主治医から更に必要な情報を収集する事となりますが、可能であれば労働者に同行して、主治医に合同面談をしてもらうという方策も検討する必要があるかと思います。なお、産業医や産業保健スタッフがいない場合には、人事労務担当者等が、労働者本人の同意を得た上で主治医から更に必要な情報を収集する事となります。
(3)就業継続の可否、就業上の措置、治療に対する配慮に関する産業医等の意見聴取
事業者は、主治医等から収集した情報に基づいて両立支援措置を検討するに当たり、産業医に対して主治医から得た情報を提供して、主治医からの意見の確認を含めて、就業継続の可否、就業可能な場合の就業上の措置、治療に対する配慮に関する意見を聴取することとなります。
産業医は、労働安全衛生法上、職場の巡視や労働者の健康管理等の職務を行うものとされており、職場の状況等も把握しているので、産業医の判断は重要と思います。しかし、産業医の権限が強化されはしましたが、産業医の活動が十分になされているとはいえない事業場の状況もありますので、そうした事業場においては産業医の意見のウエイトに関しては留意する必要がありそうです。
(4)主治医及び産業医等の意見を勘案して、就業継続の可否を判断する
事業者は、(1)から(3)を踏まえ、主治医や産業医等の意見を勘案し、就業を継続させるか否か、具体的な就業上の措置や治療に対する配慮の内容及び実施時期等の検討を行うことになります。
就業継続の可否等については、主治医と産業医の意見を勘案して、あくまでも事業者が決定するものですので、その検討に当たっては、就業継続に関する労働者本人の希望の有無や、就業上の措置・治療に対する配慮の要望について、労働者本人との十分な話合いを行い、本人の納得が得られるように努力する事が肝要です。その際には、主治医や産業医等の意見を勘案し、できるだけ配置転換、作業時間の短縮やその他の必要な措置を講ずることによって就業機会を失わせないようにして頂きたいと思います。
(次回は、休業を要しない場合、休業を要する場合の対応について解説します)
★「治療と仕事の両立支援」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html
★「メディカルノート」における両立支援特集ページについて
→ https://medicalnote.jp/features/johas
◎11月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
(1)長野産業保健総合支援センターにおける相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関
・日 時:11月12日(火)、13日(水)、15日(金)、19日(火)、21日(木)、22日(金)、26日(火)、28日(木)、29日(金)いずれも13:00~16:00まで
・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します)
・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533
(2)医療機関における出張相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族
1)信州大学医学部付属病院における出張相談
・日 時:11月21日(木) 13:30~(12月5日(木) 13:30~)(毎月第1、第3木曜日)
・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター
(完全予約制です) 0263-37-3045
2)長野市民病院における出張相談
・日 時:11月30日(土) 9:30~12:30
・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-295-1292
3)伊那中央病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:伊那中央病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 0265-72-3121
4)長野赤十字病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:長野赤十字病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-217-0558
5)佐久総合病院における出張相談 NEW
・日 時:随時
・申込先:1]佐久総合病院佐久医療センター がん相談支援センター
(完全予約制です) 0267-88-7184
2]佐久総合病院 総合相談センター
(完全予約制です) 0267-82-3131
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆11月、12月の研修会のお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
11月、12月の研修会は次のとおりです。ホームページから申込可能です。
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫
★3回シリーズ 「 睡眠と睡眠障害 」
~ 睡眠の仕組みを知り生活と職場を豊かに ~
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏
産業医認定単位(生涯:専門3単位)
※1回だけでも理解できる研修内容ですので、お気軽に随時ご参加ください。
☆第1回 「 睡眠の意義と仕組み 」終了
☆第2回 「 職場における睡眠異常 」
令和元年11月21日(木) 13:30~16:30
----------------------------------------------------------------------
★働き方改革シリーズ
☆「 パートタイム・有期雇用労働法の対応に向けて 」
~ 見直しましょう。不合理な待遇差を! ~
令和元年11月19日(火) 13:30~15:30
長野労働局雇用環境・均等室 雇用環境改善・均等推進監理官 池上 仁 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
☆「 働き方改革について 」
令和元年11月22日(金) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 監督課長 政木 隆一 氏
----------------------------------------------------------------------
☆「 事後措置・保健指導に必要な各種健診・人間ドック結果の解釈 」
令和元年11月13日(水) 14:00~16:00
医療法人淳和会 小林病院 院長 小林 淳生 氏
☆「 非正規労働者の健康管理 」
~ 日本での「同一労働同一賃金」の可能性 ~
令和元年11月14日(木) 13:30~15:30
諏訪形クリニック 院長 倉沢 和成 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
☆「 労働安全衛生法が求める産業医の役割と活動について 」
令和元年11月26日(火) 13:30~16:00
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏
☆「 職場の人間関係作り≪共同描画≫ 」
~ 他者との非言語コミュニケーションの中で自分を探る ~
令和元年11月27日(水) 13:30~16:30
キャリア&メンタルサポートOffice Suzu 代表 西牧 鈴子 氏
☆「 口は体の入り口、心の出口 」
~ 口臭から認知症予防まで、口腔管理で解決しませんか? ~
令和元年11月28日(木) 13:30~15:30
山岸歯科医院 院長 山岸 光男 氏
☆「 自律神経を整える 」
令和元年12月03日(火) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏
☆「 職場のハラスメント対策の具体的な取組み 」
~ ハラスメント対策のマニュアルづくりと初期対応の心得 ~
令和元年12月05日(木) 13:30~16:00
オフィス・キャリアサポート 代表 古越 真佐子 氏
☆「 がんになっても仕事を続けられる事業場を。でもがんを早く治療しましょう。 」
令和元年12月13日(金) 13:30~15:30
長野産業保健総合支援センター 所長 矼 暎雄 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪上田会場(上田商工会議所 5階Bホール)≫ NEW
☆「 改正労働安全衛生法(産業医・産業保健機能の強化等)の概要 」
令和元年11月11日(月) 13:30~15:00
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏
☆「 衛生管理者職場巡視のポイントと、衛生委員会(安全衛生委員会)における役割 」
~ 職場巡視の結果をどう活かすか! ~
令和元年11月14日(木) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一 氏
☆「 治療と仕事の両立をめざして 」
~ 両立支援ガイドラインの活用と事例検討 ~
令和元年12月17日(火) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 小林 美智子 氏、笹渕 和香奈 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪松本会場(JA中信会館 4階402会議室)≫
☆「 メンタルヘルス困難事例 」
令和元年12月06日(金) 14:00~15:30
社会医療法人抱生会 丸の内病院 精神科科長 武藤 隆 氏
★2回シリーズ 「 SSTを活用した職場で困難を抱える傾向のある方への面接や指導 」
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる 氏
☆第1回 令和元年12月09日(月) 13:30~16:00
☆「 どうすればいい化学物質の安全衛生管理 」
~ 職場の疑問、質問にお答えします! ~
令和元年12月16日(月) 13:30~15:30
信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏
産業医認定単位(生涯:専門1単位、実地1単位)
☆「 集団分析結果の活用と職場環境改善 」
令和元年12月20日(金) 13:30~16:00
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪松本会場(JA中信会館 5階602会議室)≫
☆「 企業におけるハラスメント問題の理解と対策 」
~ パワハラ対策義務化を踏まえたこれからのハラスメント対策のあり方 ~
令和元年12月12日(木) 13:30~16:00
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 メンタルへルス事例検討 」
令和元年11月29日(金) 15:00~17:00
信州大学医学部精神医学教室 教授 鷲塚 伸介 氏
☆「 衛生管理者職場巡視のポイントと、衛生委員会(安全衛生委員会)における役割 」
~ 職場巡視の結果をどう活かすか! ~
令和元年12月18日(水) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★ 各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】
産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。
●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
石綿関連疾患については、他の一般的疾患と比べて情報が少なく、診断が難解であることから、診断に必要となる新たな医学的知見や診断技術を踏まえた専門技術を習得する必要があります。
本研修は、石綿関連疾患に関する胸部画像の読影診断技術研修及び石綿による労災疾病の労災補償制度についての「専門研修」として、石綿関連疾患症例の医療用デジタル画像(PCによる)を使用して読影のポイントを解説するとともに、画像の読影実習を行います。
(認定産業医の単位取得対象の研修です。)
日時:令和2年01月25日(土) 14:30~16:30
場所:長野市医師会 4階講堂(長野市若里7丁目1番5号)
講師:東北労災病院 副院長 三浦 元彦 氏
旭労災病院 呼吸器科部長兼アスベスト疾患ブロックセンター長 加藤 宗博 氏
単位:生涯研修実地研修2単位
●お申込みは、ホームページの新着情報からお願いします。
http://www.naganos.johas.go.jp/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートのお知らせ(再掲)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
長野県内の企業における治療と仕事の両立についての認知・取組状況及び制度導入の際の問題点を把握し、今後の施策の展開に活用するためのアンケートを実施しております。調査票が郵送された事業所におかれましては、ご協力、ご回答のほどよろしくお願いします。
アンケート調査にご理解・ご協力いただき、ご回答いただくようお願いします。
実施機関:長野産業保健総合支援センター
調査対象:当センターから調査票が郵送された長野県内の事業所
回答方法:4つの方法からお選びいただけます。1)Webによる回答(ホームページ上の簡単な操作により、数分で回答出来ます!)、2)メールによる回答、3)ファックスによる回答、4)郵送による回答
回答期限:令和元年11月29日(金)
●1)Webによる回答は、ホームページからお願いします。
http://www.naganos.johas.go.jp/about-survey-2019-10/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆台風19号による被害に関する情報 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は、長野労働局へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 令和元年台風第19号による被害に伴う労働基準法・労働契約法に関するQ&A
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/roudoukijyunhou-keiyakuhou-QA_011101.pdf
★ 被災された事業主の皆様へ 令和元年台風19号の被害に伴う各種支援のご案内
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/typhoon19_kakusyushien-jigyounushi011031.pdf
★ 従業員の皆さま、仕事をお探しの皆さまへ 令和元年台風19号の被害に伴う各種支援のご案内
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/typhoon19_kakusyushien-roudosya011031.pdf
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆関係機関情報 NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は、各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 11月は「過労死等防止啓発月間」です
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177422_00004.html
(厚生労働省)
★ 「過重労働解消キャンペーン」を11月に実施します。
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/roudoukijun/campaign.html
(厚生労働省)
★ 『職場における労働衛生対策』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
★ 『中小企業事業者の為に産業医ができること』
→ https://www.mhlw.go.jp/content/000501079.pdf
(厚生労働省)
★ 『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて』
→ https://www.mhlw.go.jp/content/leaflet.pdf
(厚生労働省)
★ 「メンタルヘルス・自殺予防・過重労働・セクハラ・その他健康づくり」パンフレット
→ http://www.jaish.gr.jp/information/mental_pamphlet.html
(中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆お知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆
●労災疾病普及サイト
→ https://www.research.johas.go.jp/index.html
○「作業関連疾患」について
→ http://www.research.johas.go.jp/sagyou/thema01.html
○「職業性外傷」について
→ http://www.research.johas.go.jp/gaisho/
→ http://www.research.johas.go.jp/22_gaisho/index.html
◆◇◆40歳~57歳の男性へ、風しんの抗体検査・予防接種のクーポン券を配布しております◆◇◆
厚生労働省は、各企業の健康診断で、クーポン券対象者に風しんの抗体検査を実施頂けるようお願いをしています。企業側の追加費用はほとんど発生しません。
現在、風しんの報告が多く見られています。患者の多くは、30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。
風しんは、また、妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがある(先天性風しん症候群)ほか、成人がかかると症状が重くなることがあります。
厚生労働省は、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性(40歳~57歳)に対して、無料で風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券をお住まいの自治体よりお送りしています。
2019年度は、1972年(昭和47)年4月2日~1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性(40歳~47歳)に市区町村がクーポン券を送付しておりますが、その他の対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます(自治体により事業の開始時期や対応が異なります)。
今回このクーポン券を利用し、各企業の健康診断でも風しんの抗体検査を実施できるやり方を設けております。各企業におかれましては、働く世代の男性が検査を受けやすい環境を作るため、是非この仕組みをご検討ください。健康診断時に抗体検査できるように医療機関と調整頂くことで、社員の方が検査を行いやすい環境が準備できます。詳しくは、所属の自治体にご相談ください。
また、より多くの対象男性に対して告知し、抗体を獲得していただくために、厚生労働省は、「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とコラボレーションしたポスター及びリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行っております。また、「ラグビー日本代表」を起用した啓発活動を行っております。その他、名刺サイズの案内用紙やクーポン使用上の注意、医療機関向けのクーポン券の使用可否お知らせポスターなどを啓発資料として用意しておりますので、ぜひご活用いただければと存じます。
以下の風しんの追加的対策特設ページからもダウンロードできますので、ぜひ普及啓発活動の資材としてお役立てください。
<風しんの追加的対策特設ページ>
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html
◆◇◆センターから◆◇◆
●長野産業保健総合支援センターの移転について
当センターは、長野市中御所一丁目16‐11鈴正ビル2階に移転しました。
→ https://goo.gl/maps/AqBVbYbZfRY5Yftr6
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆ 編集後記
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
台風被害の対応などで大変な状況においても、当センターの産業保健専門研修会にご参加いただいており、誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第166号 2019年10月17日発行(お知らせ) ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
◆第62回日本産業衛生学会北陸甲信越地方会の開催延期について
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◇先日、メルマガ第165号として、長野市で開催される第62回日本産業衛生学会北陸甲信越地方会(今月19日(土)~20日(日))
についてご案内しましたが、主催者から、台風19号の影響により延期との発表がありましたので、至急、お知らせします。
◇なお、変更後の開催日時につきましては現在のところ未定であり、今後、日本産業衛生学会 北陸甲信越地方会 事務局
(信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室)から発表される予定ですので、以下のホームページをご参照いただくようお願いします。
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/pmph/sanei_chihoukai/index.html
<事務局>
〒390-8621 松本市旭3-1-1 信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室
電話:0263-37-2622
Fax:0263-37-3499
◎このたびの台風19号により被害を受けられた皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは原則月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第165号 2019年10月10日発行(お知らせ) ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
◇本日、メルマガ第164号をお送りさせていただきましたが、お知らせとして、今月19日(土)及び20日(日)に長野市で開催される、第62回日本産業衛生学会北陸甲信越地方会について、ご案内いたします。
事前申込みは不要ですので、皆様、奮ってご参加ください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪第62回日本産業衛生学会北陸甲信越地方会≫
学会長:長野県医師会長 関 隆教
主催:日本産業衛生学会北陸甲信越地方会(地方会長 野見山 哲生)
共催:長野県医師会、長野県産業看護研究会
後援:長野県、長野労働局、長野県経営者協会、長野産業保健総合支援センター
◆第62回日本産業衛生学会北陸甲信越地方会≫
日時:2019年10月20日(日) 9:00-15:30
【当日参加:1000円 参加日日数に関わらず】
場所:清泉女学院長野駅東口キャンパス ピラール館 (〒380-0921 長野県長野市栗田1038-7)
◇プログラム
1. 特別講演 「変化する社会と産業保健:日本産業衛生学会の役割」 9:05-10:05
日本産業衛生学会理事長 川上 憲人
2. 一般演題 口演10題 10:10-12:00
3. 総会議事 12:10-12:40
4. 昼食 12:40-13:30
5. シンポジウム 13:30-15:30
テーマ: 働き方改革について考える
(1)「働き方改革」の行政の動向 13:30-14:00
長野労働局 政木 隆一
(2)「味の素における働き方改革」 14:00-15:00
味の素株式会社 福永 貴昭
(3) 総合討論 15:00-15:30
◆前日企画
日時:2019年10月19日(土) 12:45-17:30
【当日参加:1000円 参加日日数に関わらず】
場所:清泉女学院長野駅東口キャンパス ピラール館 (〒380-0921 長野県長野市栗田1038-7)
◇地方会産業看護部会・長野県産業看護研究会企画 12:45-14:45
教育講演「産業保健をとりまく社会情勢と産業看護職への期待」
日本産業衛生学会産業看護部会 副部会長 住徳 松子
◇三部会合同セミナー 15:00-17:30
シンポジウム: 職場に潜む危険・有害要因の特定と就業上の配慮 ~法的な側面から配慮すべきポイント~
1.はじめに
信州大学医学部産業衛生学講座 塚原 照臣
2.職場に潜む危険・有害要因の見える化
株式会社タカノ 金井 則人
3.産業看護職が抱える安全衛生管理におけるジレンマ・悩み
株式会社みすずコーポレーション 錦織 直子
4.産業医に求められる就業上の配慮と責任
信州大学医学部産業衛生学講座 塚原 照臣
5.座 談 会
6.教育講演
神田法律事務所 織 英子
7.理事長と語ろう
日本産業衛生学会理事長 川上 憲人
≪参加費について (学会・前日企画共通)≫
学会員: 無料
非学会員:1,000円
学生: 無料
医師会会員: 無料
<事務局>
〒390-8621 松本市旭3-1-1 信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室
電話:0263-37-2622
Fax:0263-37-3499
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは原則月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ 信州さんぽメールマガジン
◆
第164号 2019年10月10日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
暑さもようやく落ち着き、日中過ごしやすい季節になりましたが、朝晩の冷え込みには十分ご注意ください。
さて、先日も臨時号でお伝えしましたが、いよいよ下半期産業保健専門研修会がスタートしました。皆様のニーズに沿ったテーマを取り揃えるとともに、開催場所も新たに上田と須坂の商工会議所にて受講できるようになりました。産業保健スタッフから健康経営を目指す事業主の皆様まで、奮ってご参加ください。
また、連載コラム「治療と仕事の両立支援」7回目も是非ご覧ください。なお、10月1日から佐久総合病院に両立支援出張相談窓口が新設されました。
-+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第7回 NEW
(10月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)NEW
◆10月、11月の研修会のお知らせ NEW
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ NEW
◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートのお知らせ NEW
◆関係機関情報 NEW
◆お知らせ
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第7回 NEW
(10月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
治療と仕事の両立支援(その7)
両立支援を行うための環境整備(実施前の準備事項)~つづき~
今回は、前回の「事前の準備事項」のつづきです。
(4)両立支援に関する制度・体制等の整備
治療と仕事の両立に関して、事業場における制度・体制の整備等の環境整備に向けて検討を行う際には、当然のことですが衛生委員会等で審議するなど、労使や産業保健スタッフが連携して取り組むことが重要であることは論を待たないことと思います。また、事業所が両立支援を進める上で有用と思われる多様な勤務制度・体制等の整備として、望ましい項目が以下の4項目記載されています。
1)休暇制度、勤務制度の整備
短時間の治療が定期的に繰り返される場合や就業時間に一定の制限が必要な場合、通勤の負担軽減のための出勤時間をずらす必要がある場合などの対応としては、以下のような制度の導入により配慮を行うことが望ましいとされています。(これらはあくまでも例示です。)
[1]休暇制度としては、
ア)時間単位の年次有給休暇が考えられます。 労働基準法では労使協定の締結により、1時間や2時間などの時間単位で年間5日分まで取得することが可能です。しかし、一定のシフトで人員確保が必要な工場等の職場や介護職場では困難な場合もありますので、こうした職場以外では導入について検討の余地があると思います。
イ)傷病休暇・病気休暇は、年次有給休暇とは別に、事業主が自主的に設ける法定外休暇で、入院治療や通院のために活用できます。これについての取得条件や賃金支払いの有無等は事業場ごとに決定するものです。
ウ)失効年休積立制度を活用することも有効な手段だと思いますが、この制度は有給休暇の消滅時効である2年を超えて使い切れなかった、法的には失効した有給休暇を積み立てておいて使用するという制度です。これも法定外の制度ですので、この制度を利用できる条件や積立てることのできる日数等は事業場ごとに決定するということになります。
民法の消滅時効が最短で5年に改正されましたが、労働債権の消滅時効を延長するか否かについては、現在厚生労働省の検討会で検討していますが、有給休暇の消滅時効に関しては、延長されない可能性が大きいので、引き続き活用が可能と思います。
[2]勤務制度としては
ア)時差出勤制度は、身体に負担がかかる通勤時間帯を避けて通勤する制度で、始業時刻を遅らせる場合が一般的です。
イ)短時間勤務制度は、所定労働時間を短縮する制度で、1日の労働時間を短縮する方法や、1週間の勤務日数を減らす方法、それらを併用する方法などが考えられます。
ウ)在宅勤務(テレワーク)はパソコン等を利用して自宅で勤務する制度です。
エ)試し出勤制度も記載されていますが、試し出勤制度は勤務時間や勤務日数を短縮して様子を見るために出勤するもので、休職中の試し出勤と復帰後試し出勤に分けることができます。
この制度については、制度利用中や通勤途上で災害が生じた場合でも労災が適用されない場合もありますし、傷病手当金を受給できる場合の要件もありますので、こうした事項についても事前に運用上の条件等をしっかり決めておく必要があります。
このような休暇制度等の環境整備については、同一労働同一賃金の観点から、正社員のみならずパート従業員や有期雇用労働者についても、不利益待遇や差別的取り扱いとならないように留意する必要もあります。
2)労働者から支援を求める申出があった場合の対応手順、関係者の役割の整理
両立支援は、労働者からの支援の申出により始まるわけですが、実際に申出があった場合に円滑に対応ができるように、労働者本人、人事労務担当者、上司・同僚、産業医や産業保健スタッフ等の関係者が、どの時点でどのように対応するのかという役割と対応手順を予め整理しておくことが望ましい事柄です。
3)関係者間の情報共有のための仕組みづくり
治療と仕事の両立支援を行うためには、労働者本人を始め、事業場の同僚をはじめとする関係者及び、主治医等が、本人の同意を得た上で支援のために必要な情報を共有し、連携することが極めて重要です。特に主治医や産業医の意見を適切に求めて、その意見に基づいて就業上の措置や治療に対する配慮を考えることがポイントとなりますので、ガイドラインに例示してあります様式例を参考にして予め定めておくことが肝要と思います。
4)両立支援に関する制度や体制の実効性の確保
以上の治療と仕事の両立支援のための制度や体制ができた後は、その制度・体制をしっかりと機能させる必要があります。そのためには、日頃から全ての労働者に対して制度や、相談窓口の周知を行うと共に、最初に対応することが予想される管理監督者に対しては、労働者からの申出や相談を受けた際の対応方法、支援制度・体制について十分理解させると共に、スムースな対応ができるように研修等を行っておくことが望まれます。
(以下次回に続く)
★「治療と仕事の両立支援」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html
★「メディカルノート」における両立支援特集ページについて
→ https://medicalnote.jp/features/johas
◎10月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
(1)長野産業保健総合支援センターにおける相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関
・日 時:10月10日(木)、17日(木)、18日(金)、24日(木)、25日(金)、31日(木)いずれも13:00~16:00まで
・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します)
・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533
(2)医療機関における出張相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族
1)信州大学医学部付属病院における出張相談
・日 時:10月17日(木) 13:30~(11月7日(木) 13:30~)(毎月第1、第3木曜日)
・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター
(完全予約制です) 0263-37-3045
2)長野市民病院における出張相談
・日 時:11月30日(土) 9:30~12:30
・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-295-1292
3)伊那中央病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:伊那中央病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 0265-72-3121
4)長野赤十字病院における出張相談
・日 時:随時
・申込先:長野赤十字病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-217-0558
5)佐久総合病院における出張相談 NEW
・日 時:随時
・申込先:佐久総合病院佐久医療センター がん相談支援センター
(完全予約制です) 0267-88-7184
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆10月、11月の研修会のお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
10月、11月の研修会は次のとおりです。ホームページから申込可能です。
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫
★3回シリーズ 「 睡眠と睡眠障害 」
~ 睡眠の仕組みを知り生活と職場を豊かに ~
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏
産業医認定単位(生涯:専門3単位)
※1回だけでも理解できる研修内容ですので、お気軽に随時ご参加ください。
☆第1回 「 睡眠の意義と仕組み 」
令和元年10月17日(木) 14:00~17:00
☆第2回 「 職場における睡眠異常 」
令和元年11月21日(木) 13:30~16:30
----------------------------------------------------------------------
★働き方改革シリーズ
☆「 労働者の心身の状態に関する情報の適正な取扱いのための措置について 」
~ 働き方改革関連法等の周辺事項に関する説明も交えて ~
令和元年10月21日(月) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 健康安全課長 松下 耕治 氏
☆「 パートタイム・有期雇用労働法の対応に向けて 」
~ 見直しましょう。不合理な待遇差を! ~
令和元年11月19日(火) 13:30~15:30
長野労働局雇用環境・均等室 雇用環境改善・均等推進監理官 池上 仁 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
☆「 働き方改革について 」
令和元年11月22日(金) 13:30~15:30
長野労働局労働基準部 監督課長 政木 隆一 氏
----------------------------------------------------------------------
☆「 保健指導やラインケアに必要なコミュニケーションスキル 」
~ アサーションというコミュニケーション ~
令和元年10月23日(水) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏
☆「 労働安全衛生法の理解を深める その2 」
~ 健康保持増進関係を中心として ~
令和元年10月30日(水) 13:30~16:00
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏
☆「 騒音性難聴のメカニズムと騒音測定実習 」
~ 「作業環境測定基準」及び「騒音障害防止のためのガイドライン」に基づく騒音測定方法及び評価方法の実習 ~
令和元年11月08日(金) 13:30~17:00
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏
荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男 氏
産業医認定単位(生涯:専門1.5単位、実地2単位)
☆「 事後措置・保健指導に必要な各種健診・人間ドック結果の解釈 」
令和元年11月13日(水) 14:00~16:00
医療法人淳和会 小林病院 院長 小林 淳生 氏
☆「 非正規労働者の健康管理 」
~ 日本での「同一労働同一賃金」の可能性 ~
令和元年11月14日(木) 13:30~15:30
諏訪形クリニック 院長 倉沢 和成 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
☆「 労働安全衛生法が求める産業医の役割と活動について 」
令和元年11月26日(火) 13:30~16:00
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏
☆「 職場の人間関係作り≪共同描画≫ 」
~ 他者との非言語コミュニケーションの中で自分を探る ~
令和元年11月27日(水) 13:30~16:30
キャリア&メンタルサポートOffice Suzu 代表 西牧 鈴子 氏
☆「 口は体の入り口、心の出口 」
~ 口臭から認知症予防まで、口腔管理で解決しませんか? ~
令和元年11月28日(木) 13:30~15:30
山岸歯科医院 院長 山岸 光男 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪須坂会場(須坂商工会議所 2階会議室)≫ NEW
☆「 ストレスチェック組織集計の活用 」
これから始める「職場環境改善」 ~ スタートのための手引 ~
令和元年10月28日(月) 14:00~16:30
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也 氏
☆「 生活習慣病 」
~ 生活習慣病の予防と重症化予防 ~
令和元年11月06日(水) 13:30~15:30
公益社団法人 長野県栄養士会 副会長 馬島 園子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪上田会場(上田商工会議所 5階Bホール)≫ NEW
☆「 改正労働安全衛生法(産業医・産業保健機能の強化等)の概要 」
令和元年11月11日(月) 13:30~15:00
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏
☆「 衛生管理者職場巡視のポイントと、衛生委員会(安全衛生委員会)における役割 」
~ 職場巡視の結果をどう活かすか! ~
令和元年11月14日(木) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪松本会場(JA中信会館 4階402会議室)≫
☆「 「心の健康づくり計画」のつくり方 」
~ 具体的な計画の作成方法から助成金の申請まで ~
令和元年11月01日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター メンタルヘルス対策促進員 矢口 敏子 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 メンタルへルス事例検討 」
令和元年11月29日(金) 15:00~17:00
信州大学医学部精神医学教室 教授 鷲塚 伸介 氏
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★ 各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】
産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。
●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
石綿関連疾患については、他の一般的疾患と比べて情報が少なく、診断が難解であることから、診断に必要となる新たな医学的知見や診断技術を踏まえた専門技術を習得する必要があります。
本研修は、石綿関連疾患に関する胸部画像の読影診断技術研修及び石綿による労災疾病の労災補償制度についての「専門研修」として、石綿関連疾患症例の医療用デジタル画像(PCによる)を使用して読影のポイントを解説するとともに、画像の読影実習を行います。
(認定産業医の単位取得対象の研修です。)
日時:令和2年01月25日(土) 14:30~16:30
場所:長野市医師会 4階講堂(長野市若里7丁目1番5号)
講師:東北労災病院 副院長 三浦 元彦 氏
旭労災病院 呼吸器科部長兼アスベスト疾患ブロックセンター長 加藤 宗博 氏
単位:生涯研修実地研修2単位
●お申込みは、ホームページの新着情報からお願いします。
http://www.naganos.johas.go.jp/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートのお知らせ NEW
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
長野県内の企業における治療と仕事の両立についての認知・取組状況及び制度導入の際の問題点を把握し、今後の施策の展開に活用するためのアンケートを実施しております。調査票が郵送された事業所におかれましては、ご協力、ご回答のほどよろしくお願いします。
実施機関:長野産業保健総合支援センター
調査対象:当センターから調査票が郵送された長野県内の事業所
回答方法:4つの方法からお選びいただけます。1)Webによる回答(ホームページ上の簡単な操作で出来ます)、2)メールによる回答、3)ファックスによる回答、4)郵送による回答
回答期限:令和元年11月29日(金)
●1)Webによる回答は、ホームページからお願いします。
http://www.naganos.johas.go.jp/about-survey-2019-10/
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆関係機関情報
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
(なお、詳細についてお知りになりたい場合は各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★ 職場における化学物質管理に関する講習会(厚生労働省委託事業)(長野県は本年11月7日(木)開催)
→ https://www.technohill.co.jp/chemic/r1_zenkoku12kosyukai_info/
(テクノヒル株式会社)
★ 11月は「過労死等防止啓発月間」です
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177422_00004.html
(厚生労働省)
★ 「過重労働解消キャンペーン」を11月に実施します。
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/roudoukijun/campaign.html
(厚生労働省)
★『職場における労働衛生対策』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
★『中小企業事業者の為に産業医ができること』
→ https://www.mhlw.go.jp/content/000501079.pdf
(厚生労働省)
★『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/content/leaflet.pdf
★『長野県最低賃金が改正されます ~10月4日から時間額848円に~』
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/houdou31-35.pdf
(長野労働局)
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆お知らせ
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆
●労災疾病普及サイト
→ https://www.research.johas.go.jp/index.html
◆◇◆センターから◆◇◆
●長野産業保健総合支援センターの移転について
当センターは、長野市中御所一丁目16‐11鈴正ビル2階に移転しました。
→ https://goo.gl/maps/AqBVbYbZfRY5Yftr6
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆ 編集後記
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
メールマガジンの新規登録件数が増えており、誠にありがとうございます。これからも皆様のお役に立てるメルマガを発行してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★メールマガジンは月1回発行しています。
★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━