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◆◆ 信州さんぽメールマガジン
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第153号 2019年1月10日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
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新年、明けましておめでとうございます。
本年も長野産業保健総合支援センターを御利用いただきますようお願い申し上げます。
-+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
◆研修会のお知らせ
◆関係機関情報
◆おしらせ
◆編集後記
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◆研修会のお知らせ
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1月及び3月の研修会は次のとおりです。
ホームページから申込可能です。
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≪長野会場(フージャース長野駅前ビル 4階会議室)≫
☆「 騒音性障害 」
~ 騒音性難聴と騒音性難聴ガイドライン ~
平成31年01月18日(金) 14:00~17:00
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏
産業医認定単位(生涯:専門3単位)
騒音性難聴は古くから知られており、その予防対策は効果的になされていない場合が多い。騒音性難聴は現在でも多くみられ、老人性難聴へと続くため、効果的な対策が取られていないことが多い。
騒音性難聴ガイドラインを見直し、如何なる対策を取るべきか考えてみたい。
☆「 メンタルへルス不調者の職場復帰支援(リワーク支援) 」
~ 職場復帰に向けた支援の視点と方法を学ぶワークショップ ~
平成31年01月31日(木) 13:30~16:00
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
長野障害者職業センター 所長 羽原 洋陽 氏
メンタルへルス不調者に対する職場復帰支援(リワーク支援)のプログラム内容や支援事例の紹介、企業からの話題提供、また参加者の皆様との意見交換を通じ、物事の捉え方やコミュニケーションスキル、仕事の進め方など職場におけるストレス対処スキルの獲得、休職経緯の振り返りや再発防止の検討などの職場復帰に向けた支援の視点や方法を学ぶ研修です。
☆「 職場で対応に苦慮するメンタルへルス事例 」
~ 傾向と対策 ~
平成31年02月18日(月) 13:30~15:30
栗田病院 院長 倉石 和明 氏
産業医認定単位(生涯:実地/専門 各1単位)
各事業所で多くなってきているメンタルへルスの変調について、実際の事例をもとに傾向と対策について検討します。
☆「 労働者の健康管理等に役立つ知識 」
平成31年02月21日(木) 13:40~15:40
飯塚医院 院長 飯塚 康彦 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
職場の感染症対策や生活習慣病の予防に役立つ知識を身につけましょう
☆「 事後措置・保健指導に必要な各種健診・人間ドック結果の解釈 」
平成31年03月06日(水) 14:00~16:00
医療法人淳和会 小林病院 院長 小林 淳生 氏
様々な機関で行われ、報告されてくる健診結果を如何に評価し、如何に事後措置や保健指導に結び付けていくかを考えます。参加者に実際に気になっているデータなどを提示していただく時間もとり、事例をもとに現場で活用できる内容を盛り込みたいと思います。
☆「 最近の安全衛生関係法令・通達の動向 」
~ 平成30年中における法改正と行政通達を中心として ~
平成31年03月11日(月) 13:30~16:00
小林労働安全衛生コンサルタント事務所 小林 喜八郎 氏
安全衛生関係の法令改正や数多くの行政通達が発出されています。これらのうち主要なものについて説明し、ともに確認したいと思います。今回は、安全に係わるものも一部含めた幅広いものを考えています。
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≪長野会場(JA長野県ビル 12階B会議室)≫
☆「 石綿関連疾患診断技術研修 」
~ 基礎研修 ~
平成31年01月19日(土) 14:30~16:30
(独)環境再生保全機構石綿健康被害救済部顧問医師 森永 謙二 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
石綿関連疾患については、他の一般的疾患と比べて情報が少なく、診断が難解であることから、未経験の医師等は、診断に必要な専門技術を習得する前に当該疾患に関する基礎知識を習得する必要があります。
本研修は、(独)労働者健康安全機構が行う石綿関連疾患診技術研修の「基礎研修」として、石綿の一般的知識、石綿ばく露の把握方法、石綿関連疾患の診断及び労災補償制度等について解説します。
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≪佐久会場(佐久情報センター 大会議室)≫
☆「 ストレスチェックの結果を活かすには 」
~ ストレスチェックの結果は、今、必要な課題と捉えること ~
平成31年02月25日(月) 13:30~16:00
オフィス・キャリアサポート 代表 古越 真佐子 氏
ストレスチェックテストの導入から3年が経過し、いろいろな気づきと課題が見えてきたと思います。自分のストレス要因はどこにあるのか一人ひとりにセルフケアに必要な気づきを促し、職場分析による職場の課題等を検討することにより、健康で安心安全に働くために必要な一つの指標として捉え、今後の労働安全衛生活動につなげていくための具体的な取り組み方を考えます。
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≪上田会場 (上小トラック研修会館 2階研修室)≫
☆2回シリーズ 「 局所排気装置の効果的な使い方と定期自主検査の概要 」
第1回 「 パソコンによる圧力損失計算の実習 」
平成31年02月13日(水) 13:30~16:00
荻原労働衛生コンサルタント事務所 荻原 幸男 氏
作業環境の改善は、局所排気装置(以下、局排とする。)で行われる場合が多い。それにも拘らず正式に設計計算し、労働基準監督署に設置届を提出している割合は多くありません。その理由の一つとして圧力計算のむずかしさを上げることができます。
そこで、簡単な局排モデルの圧力損失計算書をExcelにより作成(自動計算)し、これをもとに労働基準監督署に届出る書類の中心となる「局所排気装置摘要書」の記載の仕方を研修します。さらに、改善のヒントとなる局所排気装置の効果的な使い方の事例を紹介したいと思います。
(ノートパソコンを持参してください。Excelによる圧力損失計算書作成を実習します。)
☆2回シリーズ 「 局所排気装置の効果的な使い方と定期自主検査の概要 」
第2回 「 局所排気装置の定期自主検査の概要 」
平成31年02月22日(金) 13:30~16:00
荻原労働衛生コンサルタント事務所 荻原 幸男 氏
局所排気装置の性能を維持し、作業環境改善の効果を維持する目的で、定期自主検査を1 年以内に1回実施し、記録の保存をすることになっています。
具体的には、風量測定、ダクトのつなぎ目のボルトが緩んでいないか、ベルトのハリが適正かどうか、ダクト内の粉塵の堆積がないか等を検査することになるのですが、この定期自主検査が、適切に行われるよう、 局所排気装置及び除塵装置の定期自主検査指針が公表されております。
そこで、検査の内容や検査の方法、検査器具など局所排気装置の定期自主検査の概要を研修します。
(ノートパソコンを持参してください。Excelによる局所排気装置定期自主検査記録票作成を実習します。)
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≪中野会場 (中野地域職業訓練センター)≫
☆「 ストレスチェック組織集計の活用 」
- これから始める「職場環境改善」 ~ スタートのための手引 -
平成31年01月22日(火) 13:30~15:30
長野産業保健総合支援センター 産業保健相談員 高橋 知也 氏
ストレスチェック制度で職場環境改善をどう始めるのか。第1部は職場環境改善のPDCA、成功の秘訣、実施モデルを、経営層主導型・管理監督者主導型・従業員参加型の3つの流れから提案します。第2部は実際に導入を進めると予測されるハードルと、その乗り越え方をワークで学びます。
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≪松本会場(JA中信会館 4階401会議室)≫
☆「 労働者の傷病と労務管理をめぐる法的リスク 」
~ メンタルへルス不調の事例を取り上げて ~
平成31年02月08日(金) 14:00~16:00
神田法律事務所 代表弁護士 織 英子 氏
メンタルへルス不調で休業する労働者に対し、職場はどのように対応していくのが望ましいか。法的紛争リスクを分り易く説明します。
病気を抱えながら就労する労働者が増えるなか、メンタルへルス不調による休業は、労働者の回復の程度と職場復帰の可能性の判断をめぐり、職場と労働者が対立することがあり得ます。
特に、一定期間内に職場復帰の可能性が見込めない労働者に対しては、休職後に雇用契約を終了(退職)しなければならない場合があることは否定出来ません。
その対応方法・留意事項等について、過去の判例を含めて、法的リスクを説明します。
☆「 メンタルへルス事例検討 」
平成31年03月04日(月) 15:00~17:00
信州大学医学部精神医学教室 教授 鷲塚 伸介 氏
精神障害、パーソナリティ障害、発達障害など、メンタルヘルス事例は多岐に渡っています。そして、その対応には各事例に合わせた臨機応変さが求められます。正解が1つに決められないことにメンタルヘルス事例の難しさがあるとも言えます。本研修では、参加者から事前に事例を出していただき、その対応を皆で考えます。
全員で討議を行いますので、メンタルヘルスの知識が全くない方は対象外とします。事例を出していただける方は、概要を所定の用紙にまとめてあらかじめ事務局にご送付いただきます。参加申し込みを受けた後、事務局から事例記載用紙をお送りします。
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≪松本会場 (JA松本市会館 3階301会議室)≫
☆シリーズ
「 産業保健の受益者(労働者)を強化する(健康にする)には 」
1)産業保健の必要性と必要な体制
平成31年01月25日(金) 13:00~15:00
信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室 教授 野見山 哲生 氏
産業保健の受益者(労働者)に対し、産業保健を実践することの必要性と意義について概説する。例として、メンタルヘルス、過重労働等を挙げ、その必要性、意義について、また必要な産業保健体制について概説する。
その上で、メンタルヘルス不調とはどのようなものかを概説し、メンタルヘルスに対して、どのようなチーム、体制、制度で、どのような組織的な対応をするかを概説する。
また、健康診断を受ける意義、そしてその有効な事後措置の方法について概説する。
☆シリーズ
「 産業保健の受益者(労働者)を強化する(健康にする)には 」
2)メンタルヘルス疾患と組織的対応
平成31年03月05日(火) 13:00~15:00
信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室 教授 野見山 哲生 氏
産業保健の受益者(労働者)に対し、産業保健を実践することの必要性と意義について概説する。例として、メンタルヘルス、過重労働等を挙げ、その必要性、意義について、また必要な産業保健体制について概説する。
その上で、メンタルヘルス不調とはどのようなものかを概説し、メンタルヘルスに対して、どのようなチーム、体制、制度で、どのような組織的な対応をするかを概説する。
また、健康診断を受ける意義、そしてその有効な事後措置の方法について概説する。
☆シリーズ
「 産業保健の受益者(労働者)を強化する(健康にする)には 」
3)健康診断の意義と有効な事後措置
平成31年03月15日(金) 13:00~15:00
信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室 教授 野見山 哲生 氏
産業保健の受益者(労働者)に対し、産業保健を実践することの必要性と意義について概説する。例として、メンタルヘルス、過重労働等を挙げ、その必要性、意義について、また必要な産業保健体制について概説する。
その上で、メンタルヘルス不調とはどのようなものかを概説し、メンタルヘルスに対して、どのようなチーム、体制、制度で、どのような組織的な対応をするかを概説する。
また、健康診断を受ける意義、そしてその有効な事後措置の方法について概説する。
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≪塩尻会場 (えんぱーく 会議室305)≫
☆「 事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン 」
平成31年01月29日(火) 13:30~16:00
両立支援促進員 小林 美智子 氏
両立支援促進員 中村 恒雄 氏
近年、がんの治療は進歩し、がんになっても仕事を辞めず、働き続けることができるようになってきました。社員が治療を続けながら働くことができる環境を整備する必要が高まっており、「治療と職業の両立支援対策」は、メンタルヘルス対策と同様に、今、企業が取組むべき大きな課題の一つです。本研修では、両立支援ガイドラインの理解と運用に役立つ内容を紹介します。まずは、内容を知ってもらうことが取組への第一歩です。
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≪塩尻会場 (えんぱーく 会議室401A)≫
☆シリーズ
「 産業保健の担い手、受益者(労働者)を強化する 」
~ 職場の危険因子、リスクを見積り安全衛生管理につなげる ~
平成31年02月04日(月) 13:30~15:30
信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏
職場環境や作業に潜む危険有害要因を固定し、リスクを見積り、対策につなげてゆく一連の流れについて、具体的な事例や方法を基にして学ぶ場とします。主に一般作業環境を対象とします。
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≪飯田会場(飯田労働基準協会会館 大会議室)≫
☆「 健康診断を生活習慣病予防に活かす 」
~ 健康診断からの情報を時間経過を ~
平成31年01月16日(水) 13:30~15:30
長野産業保健総合支援センター 所長 矼 暎雄 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
毎年行われる健康診断等に、多大な時間とコストを割いています。
しかしその情報の解釈、活かし方は、必ずしも満足できるものではありません。
経時的解釈の大切さ、生活習慣病の水源と考えられる肥満の対策、いわゆる自覚症状の重要性、疲労等の新しい考察等を共有したいと思います。
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≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン 」
平成31年02月26日(火) 13:30~16:00
両立支援促進員 中村 恒雄 氏
両立支援促進員 小林 美智子 氏
近年、がんの治療は進歩し、がんになっても仕事を辞めず、働き続けることができるようになってきました。社員が治療を続けながら働くことができる環境を整備する必要が高まっており、「治療と職業の両立支援対策」は、メンタルヘルス対策と同様に、今、企業が取組むべき大きな課題の一つです。本研修では、両立支援ガイドラインの理解と運用に役立つ内容を紹介します。まずは、内容を知ってもらうことが取組への第一歩です。
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★ 各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】
産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。
●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。
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◆関係機関情報
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(なお、詳細についてお知りになりたい場合は各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★『医師の労働時間短縮に向けた取組を緊急アピール』について
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02920.html
★『労働基準法施行規則及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令案要綱等の答申』について
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000091421_00003.html
★『労働安全衛生規則の一部を改正する省令案要綱の諮問と答申~外国人労働者の労働災害を正確に把握します~』について
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03037.html
★『働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律について』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322_00001.html
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◆ おしらせ
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◆◇◆平成30年度長野県衛生管理研究会・三部会合同研修会のご案内◆◇◆
●1月28日(月)(時間:午後4時から午後6時15分)に信州大学医学部第二臨床講堂において、平成30年度長野県衛生管理研究会・三部会合同研修会が開催されます。
この研修会は、「治療、生涯と職業生活の両立支援にどう取り組むか」と題し、県内事業場の治療しながら就労する方の実態、両立支援の実態についての発表のほか、信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授本田秀夫先生、信州大学医学部包括的がん治療学教室小泉知展先生の教育講演が予定されています。
お問合せ・お申し込みは、信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室(TEL0263-37-2622 E-mail : prev_med@shinshu-u.ac.jp )までお願いします。
→ https://bit.ly/2smpexe
◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆
●「糖尿病の両立支援」について
就労している糖尿病患者へのアンケート調査結果では、糖尿病であることで約半数の方が就労上困っていることがあると回答しています。具体的な内容としては、「仕事で食事時間が不規則」になるとの訴えが22%と最も多く、「宴会や接待に出にくい」との意見も8.6%となっています。また、意識障害などを起こす可能性のある「低血糖」の問題は7.4%、「インスリン等を打ちにくい」が6.3%。その他、糖尿病の病状である「トイレが近い」が10.5%、合併症の影響による「視力低下」が8.5%となっています。
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/themaB01.html
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/themaB02.html
●「メタボローム」テーマについて
「メタボローム」とは細胞内代謝によって作られた低分子化学物質の総体を指す呼称で、核酸(DNA)やたんぱく質のはか、糖・有機酸・アミノ酸など数千種に及びます。このメタボロームを解析することで、さまざまな疾患の発症を予測できる可能性があると考えられています。
→ https://www.research.johas.go.jp/metabolome/
◆◇◆センターから◆◇◆
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
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◆編集後記
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今年は、「働き方改革元年」
いよいよ改正労働基準法など、働き方改革関連法が施行されます。
民間企業は、すでにその対応が図られ始めているようですが、一方で、適用除外となっている公務はまだまだのようです。中でも、教師の長時間労働はその典型のようです。文部科学省によれば、2017年度、精神疾患を理由に休職した公立校の教師は、5000人を超えるとのこと。単純比較できませんが、平成29年度に精神障害として労災請求された件数は1732件ですから、5000人は少ない数字ではありません。平成28年の調査によると、1日平均労働時間は11時間32分、1週63時間18分であり、過労死ラインの月80時間を超えています。教師は「聖職」であるからと、特別視されるのかもしれませんが、時間外手当が正当に払われないなど「やりがいの搾取」なのでは。
中学生を持つ親として、学校に求めるべきものを考えなくてはと感じています。
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★メールマガジンは月1回発行しています。
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┃発 行 者
┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0936 長野市岡田町215-1 フージャース長野駅前ビル4階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
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★ビデオ・DVDの映像ライブラリー貸出しの廃止について
事業見直しに伴い、平成21年12月をもってビデオ・DVDの映像ライブラリーの貸出しは廃止いたしました。
なお、当センター内での視聴に関しては継続して実施しています。