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信州さんぽメールマガジン
第231号 2024年3月8日発行
長野産業保健総合支援センター
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— 目 次 —
◇コラム:今井千一産業保健相談員より NEW
【研修会・セミナー】
◇令和6年度上半期(令和6年4月~令和6年9月)研修・セミナーの開催について
【治療と仕事の両立支援】
◇3月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
【相談支援(コロナ感染症対策、労働安全衛生、カウンセリング等)】
◇3・4月の産業保健相談員による相談窓口の開設日 NEW
【お知らせ】
◇高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)からのご案内
◇労災疾病等医学研究普及サイトの御案内
◇関係機関情報(行政ニュース)
◇新着情報
◇センターから
◇おしらせ
【編集後記】
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◇コラム:今井千一産業保健相談員(労働衛生管理活動担当)より NEW
~ どうする?安全衛生目標と計画 part3 ~
今年は花粉の飛びが早く始まり、今まさに全盛期となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?花粉症持ちの私は毎日鼻の症状、目の症状と戦っております。
偶然にも毎年この時期にコラムを書かせていただいており、今回も~どうする?安全衛生目標と計画 part3~として書かせていただきます。
昨年までのおさらいです。安全衛生計画は、
1)前年度の活動の評価をする。(目標は達成できたか?計画通りに実施できたか?)
↓
2)なぜできなかったのか、どうしてできたのかを究明する
↓
3)できなかったことは継続して、新たに実施したい(実施すべき)事項を加えて次年度の計画をつくる。内容は欲張らずに重点志向で。ただし、計画したものはやりきる。
このステップで重要なのは、1)2)3)共に「従業員の意見をよく聞く」こと。具体的な例をいくつか挙げ、できるものに取り組みましょう。という内容でしたが、少しは役に立ちましたか?
2024年度もこの考え方に変わりありませんが、他にも”化学物質の自律的管理”という大きな課題に本格的に取り組む年となります。2024年4月1日施行の事項が多く、なかでも1)化学物質管理者の選任 2)保護具着用管理責任者の選任 3)リスクアセスメント対象物健康診断の3つはご苦労されている事業場が多いことと思います。これだけではなく、化学物質を製造したり取り扱ったりしている事業場は、取り組み必須となることが数多くありますので、内容をよく理解して取り組むようにしてください。
詳細はお近くの産保センターにお問い合わせいただければ、説明・アドバイスをいただけますのでお気軽にどうぞ。
『ただでさえ忙しい時に、面倒くさいことをしなきゃいけないなんて・・・』という声が聞こえてきそうですが、働く人の安全と健康を守るためですから、面倒がらずに確実に取り組んでくださいね。
ご安全に! ご健康に!
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【研修会・セミナー】
◇令和6年度上半期(令和6年4月~令和6年9月)研修・セミナーの開催について
現在、上半期の研修計画を作成しております。4月以降の予定が決まり次第お知らせしますのでお待ちいただきますようお願いします。
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【治療と仕事の両立支援】
◇3月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW
→ https://www.naganos.johas.go.jp/information/ryouritu202403/
★「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」について
→ https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/1047/Default.aspx
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【相談支援(コロナ感染症対策、労働安全衛生、カウンセリング等】
◇3・4月の産業保健相談員による相談窓口の開設日 NEW
→ https://www.naganos.johas.go.jp/information/soudann202403/
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【お知らせ】
◇高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)からのご案内
~発達障害者就労支援レファレンスブック(課題と対応例)~
高齢・障害・求職者雇用支援機構においては、発達障害者の職場で直面する課題についての対応策をまとめた「発達障害者就労支援レファレンスブック(課題と対応例)」を作成しており、
ホームページ(※)からダウンロードできますので、御活用ください。
→ https://www.nivr.jeed.go.jp/research/kyouzai/kyouzai48.html
◇労災疾病等医学研究普及サイトの御案内
「妊娠時の食・生活習慣」について
当機構では労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおります。「労災疾病等医学研究普及サイト」では、これまで実施してきた研究成果について掲載しています。
今回はその中で令和5年度から新規に開始した「勤労女性の妊娠時の食・生活習慣に関する時間栄養学的研究」についてのご紹介です。
日本では働く女性が年々増加しており、出産前後に就業を継続する割合も年々増加していますが、未だ低いのが現状です。そのため、働きながらの妊娠や出産、産後のスムーズな社会復帰を支援するためには、妊娠前後のケア(妊産婦・子どもの健康)をより
充実させることが重要です。
一方、近年の日本の出産に関する統計データでは、出生時の低体重児の割合が増加しており、ここ10年間はその割合が9.5%と高止まりしている状況です。
原因としては、高齢出産者の増加に加えて、多くの若年女性が痩せていることが考えられ、妊婦が十分な栄養を摂取できていない可能性があります。
本研究では、働きながらの妊娠・分娩、さらに産後のスムーズな社会復帰のために、妊婦や胎児の健康への取組みの改善策について探求することを目的としています。
なお、詳細な研究内容については、下記URLからご覧いただけます。
→ https://www.research.johas.go.jp/ninshin2023/index.html
◇関係機関情報(行政ニュース)
産業保健だけに限らず、様々な参考となる行政ニュースを出来る限り、更新していますので参考にしてください。
→ https://www.naganos.johas.go.jp/administration-news/
◇新着情報
皆様にお役に立てる新着情報を、更新していますので参考にしてください。
→ https://www.naganos.johas.go.jp/information/
◇センターから
情報誌『産業保健21』をお届けします。お申込みは下記のURLからお願いします。
→ https://www.naganos.johas.go.jp/bcms/wp-content/uploads/2019/05/mail-magazine.pdf
◇おしらせ
社内研修会等に使用する資料をお探しの方は、長野産業保健総合支援センターにご連絡ください。
また、各種産業保健にかかるリーフレットもありますので、問い合わせしてください。
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【編集後記】
令和5年度も残りわずかとなりました。
私は、令和5年4月からセンターで勤務することとなり、早や1年となりました。
センターの業務はこれまで経験したことのない業務が多く、たくさんの方々のお世話になり、また、教わりながら、何とか、年度末を迎えたというのが実感です。
4月に入りましたら、新入社員が入社してくる会社も多いかと思いますが、新しく入られた職員に、少しの思いやりを持って接していただくことが新しく入られた
職員にとっては、とてもうれしいものです。
新しい年度に入りましても、引き続き、よろしくお願いいたします。
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┃独立行政法人労働者健康安全機構
┃長野産業保健総合支援センター
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