♪師走♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ♪♪ 信州さんぽメールマガジン ♪ 第242号 2024年12月6日発行 長野産業保健総合支援センター ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ --- 目 次 --- ◇コラム:大畠一洋産業保健相談員より NEW 【研修会・セミナー】 ◇12月・1月の研修会のお知らせ NEW 【治療と仕事の両立支援】 ◇12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW 【相談支援(労働安全衛生、カウンセリング等)】 ◇12・1月の産業保健相談員による相談窓口の開設日 NEW 【お知らせ】 ◇関係機関情報(行政ニュース) ◇新着情報 ◇センターから ◇おしらせ 【編集後記】 ------------ ◇コラム:大畠一洋産業保健相談員(労働衛生関係法令・労働衛生工学担当)より NEW 「とにかく最善を尽くしたら、福が来ました」 私は大学卒業と同時に労働基準監督官になり、定年後に労働衛生コンサルタント(衛生工学)試験を受けました。 衛生工学の記述問題は、局所排気装置の制御風速に関する計算問題がほぼ必須で、それ以外に化学物質対策、騒音対策、振動工具の問題なども散見され、Logを使った対数関数の計算もあるため、物理化学の基礎参考書を購入し勉強しました。 60を超えてからの勉強はしんどいものでしたが、何とか一次試験に合格し、二次試験(口述)に臨みました。ここでお恥ずかしいエピソードを1つ。試験官3名で40代くらいの一番若い試験官から、まず最初の質問として「4Mについてのあなたの安全衛生に関する基本的な考え方、対策を1項目ずつ明確に答えてください」と言われ、汗が胸から落ちていくこと覚えています。4Mなんて急に言われても何のことか分からず、Mだから人のことかなあ、もう1つのMは機械か。さらにマネジメントのMかなあと思いつつ、違ったら大恥なので、とは言っても何にも答えることできず、「えっと-、えっとー・・・」そのうちにその試験官から「4Mくらいは答えられますよね」と言われ、それも「えっと-、えっとー・・・」。試験官は呆れた顔して「もういいです。私の質問は終わりにします」と憮然とした言われ方しました。 4段階評価の上位2ランクに入らないと合格しないため、呆れた顔した試験官は最下位の評価をするはず。「あー不合格か」と落胆しながらも、ほか2名の試験官からの質問に対しては、確かトンネルの騒音対策や局所排気装置の風量不足等の質問があり、それ以外にもいくつかありましたが何聞かれたか覚えていませんが、答弁も監督官としての経験から適当に答えただけで、何をどう答えたか覚えていません。せっかく前日東京まで来て泊まって「このあり様か」と思うと、がっかりした気持ちとやりきれなさ、その中で2つ目以降の質問は最善を尽くした(何とか答えるだけ答えた)というのが正直なところです。試験官は受験者の経歴は知らず、1つ答えるとすぐ質問されて、時間にして30分弱だったと思いますが、長く感じました。 60を超えてからの試験は、体にも心にもダメージ大きかったです。帰りのあずさの中で、何も食べずにビールだけで松本に着いたことは覚えています。 結果は合格でした。おそらく最初の質問はダメとしてその後の答弁が評価されたのではないかと思っています。現職当時「大畠署長さんは法律のこと聞くとすぐ答えられて素晴らしいですね。立派な方です」と(お世辞に近い)お褒めの言葉をもらいましたが、全然立派じゃありません。普通の人です。ちなみに4MはMan(人)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)のことで、製造業では欠かせないフレームワークであること試験翌日に知り、お恥ずかしい限りです。 ------------ 【研修会・セミナー】 ◇12・1月の研修会のお知らせ NEW 新型コロナの感染状況によっては、感染防止の為に集合研修等が中止になる場合があります。 中止の場合は、申込者にお知らせするとともに、当センターのホームぺージにもお知らせを載せますので、ご注意をお願いします。 11・12月の研修会は次のとおりです(参加費無料)。ホームページからお申し込みください。 なお、下記以外の記載のない研修会については、現在(満員)となっております。 → https://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/ ------------ ≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫ → https://www.naganos.johas.go.jp/seminar-place/nagano-suzuki-2f/ ★「 「労働安全衛生法の新たな化学物質規制」の実践 」~ 令和6年4月全面施行 「事業者による自律的管理」に何が必要か ~ 令和06年12月11日(水) 13:00~17:00 小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏 荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男 氏 ★「 「心理的安全性」を育むためのコミュニケーション 」~ アサーティブなやり取りをするために必要な自分の感情のケア ~ 令和07年01月15日(水) 13:30~15:30 株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏 ------------ ≪松本会場(JA中信会館 4階401会議室)≫ → https://www.naganos.johas.go.jp/seminar-place/matsumoto-ja-4f-401/ ★「 「労働安全衛生法の新たな化学物質規制」の実践 」~ 令和6年4月全面施行 「事業者による自律的管理」に何が必要か ~ 令和07年01月22日(水) 13:00~17:00 小林労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 小林 喜八郎 氏 荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男 氏 ------------ ≪オンライン研修( Zoom Webinars )≫ → https://www.naganos.johas.go.jp/seminar-place/web-zoom-webinar/ ※一方向からの配信となります。参加者の顔は映りません。 ★「 働く世代の口腔保健と食生活 」~ お口の健康は仕事に影響を及ぼす? 知っておきたいお口の健康と食のこと ~ 令和06年12月12日(木) 14:00~16:00 公益社団法人 長野県栄養士会 会長 馬島 園子 氏 長野県歯科医師会 理事 前山歯科医院 院長 前山 安彦 氏 ★「 労働安全衛生スタッフが取り組むべきポイント 」~ 災害防止や健康管理、どこに絞って対策を考えていくべきか ~ 令和06年12月17日(火) 13:30~15:00 大畠労働安全衛生コンサルタント事務所 代表 大畠 一洋 氏 ★「 担当者が疲弊しないメンタルヘルス対策 」~ 原理・原則に基づいた対応のための判断軸をつくる ~ 令和06年12月20日(金) 14:00~16:00 一般社団法人日本産業カウンセラー協会上信越支部 小林 健洋 氏 ★「 発達障害が疑われる社員への就業上の配慮 」 令和07年01月17日(金) 14:00~16:00 信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏 ★「 メンタルヘルス不調者の職場復帰支援(リワーク支援) 」 令和07年01月23日(木) 13:30~15:00 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構長野障害者職業センター リワーク支援担当官 ★「 2回シリーズ 『 化学物質の自律的管理 』 」第2回 令和07年01月29日(水) 13:00~14:30 信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室 教授 野見山 哲生 氏 ------------ 【治療と仕事の両立支援】 ◇12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW → https://www.naganos.johas.go.jp/information/ryouritu202412/ ★「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」について → https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/1047/Default.aspx ------------ 【相談支援(労働安全衛生、化学物質対策、カウンセリング等】 ◇12・1月の産業保健相談員による相談窓口の開設日 NEW → https://www.naganos.johas.go.jp/information/soudann202412/ ------------ 【お知らせ】 ◇関係機関情報(行政ニュース) 産業保健だけに限らず、様々な参考となる行政ニュースを出来る限り、更新していますので参考にしてください。 → https://www.naganos.johas.go.jp/administration-news/ ◇新着情報 皆様にお役に立てる新着情報を、更新していますので参考にしてください。 → https://www.naganos.johas.go.jp/information/ ◇センターから 情報誌『産業保健21』をお届けします。お申込みは下記のURLからお願いします。 → https://www.naganos.johas.go.jp/bcms/wp-content/uploads/2019/05/mail-magazine.pdf ◇おしらせ 社内研修会等に使用する資料をお探しの方は、長野産業保健総合支援センターにご連絡ください。 また、各種産業保健にかかるリーフレットもありますので、問い合わせしてください。 ------------ 【編集後記】 12月に入りやっと冬らしく寒くなってきましたが、ここ数年は異常気象なのか、季節の移り変わりがはっきりしないようです。 20年ぐらい前には、11月下旬の勤労感謝の日頃にはスキー場がオープンしており楽しみにしていましたが、最近は、スキー場のオープンは12月に入ってから、標高の高くないスキー場では12月下旬のクリスマスになっても雪不足でスキー場がオープンできないという状況もあるようです。 日常生活においても、何月だから何をしようとか考えて生活しているかも知れませんが、これからは、そのときの環境に応じて臨機応変に環境に適応していかなければならないと感じています。 年末を迎えますが、季節感を感じつつ、体調には気をつけて新しい1年を迎えたいものです。 ------------ ★メールマガジンは月1回発行しています。 ★編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。 ★メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。 ┏━━━ ┃発 行 者 ┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ┃独立行政法人労働者健康安全機構 ┃長野産業保健総合支援センター ┃〒380-0935 ┃長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階 ┗━━━
