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◆◆ 信州さんぽメールマガジン
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第158号 2019年5月10日発行 ◆
長野産業保健総合支援センター ◆◆
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今月から、新元号「令和」になりました。
新時代の幕開けとともに、当センターも積極的に各種取組みを行ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
(今月号にも「治療と仕事の両立支援」の連載コラムを掲載しました!)
また、今年度上半期の産業保健研修会も始まり、4月の研修会には多くの方々にご参加いただきました。
5月・6月の研修会にも、皆様、奮ってご参加ください!
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◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第2回 NEW
(5月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)
◆5月及び6月の研修会のお知らせ
◆関係機関情報 NEW
◆お知らせ
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◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第2回 NEW
(5月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)
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◎「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」の構成
「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」(以下「ガイドライン」と言います。)は、
1 両立支援をめぐる状況
2 両立支援の位置づけと意義
3 両立支援を行うに当たっての留意事項
4 両立支援を行うための環境整備
5 両立支援の進め方
6 特殊な場合の対応 から構成されています。
1 両立支援をめぐる状況では、
1)仕事を持ちながらがんで通院している者の数は32.5万人(推計)に上がっており、疾病のリスクを抱える労働者は増加の傾向にあり、労働力の高齢化が進行することも見込まれることから、治療と仕事の両立への対応がさらに必要であること。
2)医療の進歩より「不治の病」とされていた疾病においても生存率が向上し、すぐに離職しなければならないという状況が必ずしも当てはまらなくなっているが、疾病に対する理解不足や、職場の理解・支援体制不足によって離職に至る場合もあること。
3)事業場においては、労働者の健康確保や疾病・障害を持つ労働者の活用の取り組みが、健康経営やワーク・ライフ・バランス等の観点からも推進されているが、治療と仕事の両立支援の取組み状況は様々で、支援方法や関係者間との連携で悩む事業場担当者も少なくない。
ことを指摘し、両立支援に取り組む企業に対する支援や医療機関等における両立支援対策の強化も必要な状況であるとしています。
治療と仕事の両立支援を進めるうえで重要なことは、疾病に対する労使双方の理解不足の解消と、事業者における「病気になっても働き続ける事ができる職場づくり」をすることと思います。
がんを例にとると、「がんになったからもう働けないだろう。」と短略的に考えてしまう人も未だに多くいると思いますが、がんの治療は進歩し多様化してきていますし、平均在院日数も減少し外来治療へと移行しつつありますので、「しっかり治してから仕事に戻る」ケースのみではない状況となっています。がんという言葉のイメージにふりまわされず、患者(労働者)の病気の状況や治療のスケジュールが把握できれば、おのずと労使双方の対応が可能となってきます。
「病気になっても働き続ける事ができる職場づくり」をするという考え方は、病気のみならず障害を持っていたり、家族の介護をしたりすることにより、何らかの「働きにくさ」を持っている従業員の労働能力を十二分に発揮できる体制(職場づくり)につながるものであり、人口減少の時代において企業に求められているものではないかと思います。 (以下次号へ続きます)
★「治療と仕事の両立支援」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html
★「両立支援コーディネーター」について
→ https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/coordinator.html
◎5月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日
(1)長野産業保健総合支援センターにおける相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関
・日 時:5月10日(金)14日(火)16日(木)17日(金)
21日(火)23日(木)24日(金)
28日(火)30日(木)31日(金)
いずれも13:00~16:00まで
・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します)
・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533
(2)医療機関における出張相談
・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族
1)信州大学医学部付属病院での出張相談
・日 時:5月16日(木) 13:30~ (毎月第1、第3木曜日)
・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター
(完全予約制です) 0263-37-3045
2)長野市民病院における出張相談
・日 時:5月18日(土) 9:30~12:30(4月~6月は第3土曜日)
・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター
(完全予約制です) 026-295-1292
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5月及び6月の研修会のお知らせ
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5月及び6月の研修会は次のとおりです。
ホームページから申込可能です。
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
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≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫
☆ 「 保健指導やラインケアに必要なコミュニケーションスキル 」
~ アサーションというコミュニケーション ~
2019年05月15日(水) 13:30~16:00
株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏
アサーションとは、自分も相手も尊重した自己表現で、「話す」と「聴く」のあるやり取りです。
コミュニケーションとしては、考え方・ものの見方・理解の仕方・価値観が違うことを前提としたうえで、相互理解を進めるやり取りで、率直に正直に自分の考えや気持ちを伝えることといわれています。
「互いを尊重する」という言葉は簡単ですが、実際のコミュニケーションの中でどのようにしたらよいのか一緒に考えてみましょう。
☆「 メンタルへルス事例検討 」
2019年05月17日(金) 15:00~17:00
信州大学医学部精神医学教室 教授 鷲塚 伸介 氏
精神障害、パーソナリティ障害、発達障害など、メンタルヘルス事例は多岐に渡っています。そして、その対応には各事例に合わせた臨機応変さが求められます。正解が1つに決められないことにメンタルヘルス事例の難しさがあるとも言えます。本研修では、参加者から事前に事例を出していただき、その対応を皆で考えます。
全員で討議を行いますので、メンタルヘルスの知識が全くない方は対象外とします。事例を出していただける方は、概要を所定の用紙にまとめてあらかじめ事務局にご送付いただきます。参加申し込みを受けた後、事務局から事例記載用紙をお送りします。
☆「 ハラスメントをめぐる法的リスク 」
~ 具体的な事例を取り上げて ~
2019年05月21日(火) 14:00~16:00
神田法律事務所 代表弁護士 織 英子
ハラスメント被害の申告があったとき、職場はどのように対応していくのが望ましいのか。適切な法的対応をわかりやすく説明します。
職場でのハラスメント被害の申告が増えるなか、初期対応を間違うと、深刻な法的紛争になっていく可能性があります。ハラスメント防止策だけでなく、万が一、ハラスメントが起きてしまったあとの事後対応を具体的に説明します。
~ 講義の仕方 ~
前半30分はハラスメントに対する一般的な講義。10分の休憩後に具体的な3つの事例を題材として、担当者がとるべき具体的な対応をそれぞれ15分ずつ説明。10分休憩後に、後半は会場から寄せられた質問に対し、講師が回答し、さらに質疑応答。
☆「 衛生管理者職場巡視のポイントと、衛生委員会(安全衛生委員会)における役割 」
~ 職場巡視の結果をどう活かすか! ~
2019年05月28日(火) 13:30~16:30
HSC健康科学コンサルティング 株式会社
長野営業所 所長 今井 千一 氏
衛生管理者の職務の一つである職場巡視について、参加メンバーとの情報交換により他社の実情を知ると共に、職場巡視のし方のポイントを理解し、衛生委員会(安全衛生委員会)でその結果を報告、対応検討するための自分の役割と行動を、模擬衛生委員会の体験により理解していただきます。衛生管理者を対象とした研修です。
☆「 事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン 」
2019年06月04日(火) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 小林 美智子 氏
近年、がんの治療は進歩し、がんになっても仕事を辞めず、働き続けることができるようになってきました。社員が治療を続けながら働くことができる環境を整備する必要が高まっており、「治療と仕事の両立支援対策」は、メンタルヘルス対策と同様に、今、企業が取組むべき大きな課題の一つです。本研修では、両立支援ガイドラインの理解と運用に役立つ内容を紹介します。まずは、内容を知ってもらうことが取組への第一歩です。
☆「 事後措置・保健指導に必要な各種健診・人間ドック結果の解釈 」
2019年06月12日(水) 14:00~16:00
医療法人淳和会 小林病院 院長 小林 淳生 氏
様々な機関で行われ、報告されてくる健診結果を如何に評価し、如何に事後措置や保健指導に結び付けていくかを考えます。参加者に実際に気になっているデータなどを提示していただく時間もとり、事例をもとに現場で活用できる内容を盛り込みたいと思います。
☆「 熱中症 」
~ 熱中症の発生機構と対策 ~
2019年06月19日(水) 13:00~16:00
信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏
近年熱中症の多発が重視されているが、その発生機構と実態を解説し、予防・治療などの対策を考察する。特に容態の差異による対応の必要性を中心に検討して頂きたいと考えている
☆「 海外出張・赴任前教育 」
~ 現場で教える30のポイント ~
2019年06月20日(木) 13:30~15:30
諏訪形クリニック 院長 倉沢 和成 氏
多忙な海外出張や赴任前の社員の方々が、十分な時間を掛け、満足な準備をすることは難しい状況です。そこで赴任前教育で優先的に触れたい1)感染症と予防接種(この数年の再構築) 2)医療情報の入手方法 3)生活習慣病と睡眠対策 5)現地の歴史や文化の理解について30のポイントにしぼり学習してみたい。
☆「 メンタルヘルス不調者の職場復帰支援(リワーク支援) 」
~ 職場復帰に向けた支援の視点と方法を学ぶワークショップ ~
2019年06月27日(木) 13:30~16:00
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
長野障害者職業センター 所長 羽原 洋陽 氏
メンタルヘルス不調者に対する職場復帰支援(リワーク支援)の内容や支援事例の紹介、職場復帰支援に取り組む企業からの話題提供、また、参加者の皆様との意見交換を行います。職場復帰に当たって求められる再発防止策の検討や職場におけるストレス対処スキルの習得に向けた支援の視点や方法を学ぶ研修です。
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≪上田会場(上田市マルチメディア情報センター)≫
★4回シリーズ 「労働安全衛生における化学物質のリスクアセスメント実務対応」
~ 化学物質のリスクアセスメント基礎、応用及びこれらの安全衛生教育方法の研修 ~
改正労働安全衛生法に基づき、平成28年6月より一定の危険有害性を有する化学物質を製造・取扱うすべての事業者は、業種や規模を問わず、危険性・有害性のリスクアセスメントの実施が義務化されました。また、譲渡提供時にはSDS(安全データーシート)の交付に加え、GHSラベルの表示も義務化強化されました。さらに、改正法施行時640物質だった対象物質が平成30年7月1日から673物質に拡大され、ラベルやSDSに記載された危険有害性情報の実際のリスクアセスメントへの活用の必要性が一段と高まっています。
そこで、衛生管理担当者、安全衛生教育担当者、化学物質管理担当者等を対象に4回シリーズ(単回での参加も可)で、リスクアセスメントの基礎からパソコンを使用したリスクアセスメントの実習・応用、リスクアセスメントの基本やGHSラベルおよび過去の災害事例を活用した安全衛生教育の方法などについて研修します。
☆第2回 「パソコンによる化学物質のリスクアセスメントの実習」
2019年05月24日(金) 13:30~16:00
荻原労働衛生コンサルタント事務所 荻原 幸男 氏
産業医認定単位(生涯:実地1/専門1.5単位)
化学物質のリスクアセスメント実施については、厚生労働省の職場の安全サイト「リスクアセスメント実施支援システム (コントロール・バンディング(以下、CB法と略す。))」が知られています。しかしながら、少量・低頻度で化学物質を取り扱う事業者や第3次産業の事業者では、対応が難しい状況にありました。厚生労働省では、そのような事業者に向けて簡単にリスクアセスメントが実施できるツール「CREATE-SIMPLE」をみずほ情報総研株式会社と共同で開発し、平成30年3月に公表しました。そして今年度、危険性や経皮吸収によるリスクを見積もることが可能な機能を追加し、CREATE-SIMPLEはさらに便利なツールに進化します。そこで、従来の「CB法」と平成31年4月公表予定の進化した「CREATE-SIMPLE法(Excel)」をパソコンで実習し、「CB法」との違いや有効性の確認を体験していただきます。
(お困りの事例がありましたら資料を持参ください。)
☆第3回 「パソコンによるばく露濃度推定ツールの実習」
2019年06月24日(月) 13:30~16:00
荻原労働衛生コンサルタント事務所 荻原 幸男 氏
産業医認定単位(生涯:実地1/専門1.5単位)
ばく露濃度推定ツールは、CB法等の簡単な手法で高いリスクが示された場合の再評価や化学物質を新規採用する前のリスク評価のシミュレーション法として非常に有用です。そこで、パソコンを使用し、化学物質ばく露濃度推定ツール「ECETOC-TRA(Excel)」等の操作法を体験していただきます。
(お困りの事例がありましたら資料を持参ください。)
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≪松本会場(JA松本市会館 3階301会議室)≫
★シリーズ
「 産業保健の受益者(労働者)を強化する(健康にする)には 」
3)健康診断の意義と有効な事後措置
2019年06月10日(月) 13:00~15:00
信州大学医学部衛生学公衆衛生学教室 教授 野見山 哲生 氏
産業保健の受益者(労働者)に対し、産業保健を実践することの必要性と意義について概説する。例として、メンタルヘルス、過重労働等を挙げ、その必要性、意義について、また必要な産業保健体制について概説する。その上で、メンタルヘルス不調とはどのようなものかを概説し、メンタルヘルスに対して、どのようなチーム、体制、制度で、どのような組織的な対応をするかを概説する。また、健康診断を受ける意義、そしてその有効な事後措置の方法について概説する。
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≪松本会場(JA中信会館 4階402会議室)≫
★2回シリーズ
☆第1回「 SSTを活用した職場で困難を抱える傾向のある方への面接や指導 」
~ SST(社会技能訓練)の基礎 ~
2019年06月10日(月) 13:30~16:00
株式会社コミュニケーションズ・アイ 代表取締役社長 伊藤 かおる 氏
周りとのコミュニケーションや仕事の進め方などに課題を抱える方の指導や面談の際に、行動定着を図るためのSSTの基本を学ぶ。
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≪岡谷会場(テクノプラザおかや IT支援室)≫
☆「 ハラスメント対策のこれから 」
~ 産業保健スタッフが取り組む発生させない職場づくり ~
2019年06月26日(水) 13:30~16:00
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子 氏
企業のハラスメント対策は、発生した事案に対応するだけではなく、再発防止、さらにはそもそもそのような事案が発生しない職場を作る取り組みが求められます。
職場でありがちな事例を取り上げながら、労務管理や人材育成、キャリア形成のあり方、職場コミュニケーションの適切な距離感などについて考えていきます
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≪飯田会場(飯田労働基準協会会館 大会議室)≫
☆「 職場の人間関係作り≪共同描画≫ 」
~ 他者との非言語コミュニケーションの中で自分を探る ~
2019年05月22日(水) 13:30~16:30
キャリア&メンタルサポートOffice Suzu 代表 西牧 鈴子 氏
今、職場では様々なコミュニケーションの齟齬が見られます。齟齬を受け止め対処するには、職場の人間関係作りが重要だと考えます。自己理解を深め同時に他者理解も深めることのできる体験学習を通して、従業員が健康に生き生きと働き、チームとして信頼や助け合いがなされる職場作りを目指します。非言語コミュニケーションと言語コミュニケーションを組み合わせたエクササイズを体験し、それぞれの個性に触れお互いを理解しあえる瞬間を体験してみましょう。
☆「 産業看護職にエールを送りたい 」
~ 日常業務の中で困っていることに焦点をあてる ~
2019年06月07日(金) 13:30~16:00
長野産業保健総合支援センター 産業保健専門職 北野 和子 氏
産業保健の現場は、一人職場の産業看護職が多く、疲弊感を抱きながらも日々孤軍奮闘されている方が多いと思います。「今更聞けないあんなこと」や「今だから聞けるこんなこと」等日頃の思いを秘めて研修にご参加ください。健康管理の基本的なことを確認しつつ、討議形式を基本に進めます。どうぞ一人で悩まないで、みんなの経験と知恵を借り、明るい産業保健活動を目指していきましょう。
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≪伊那会場( 伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫
☆「 健康管理の基礎;健康診断の結果、診断書情報と就業上の配慮 」
2019年05月13日(月) 13:30~15:30
信州大学医学部医学科産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏
産業医認定単位(生涯:専門2単位)
職場における労働衛生3管理の中の健康管理について、基本を学ぶ場とします。会社が得る健康情報は、健康診断結果、診断書情報が代表的なものになります。これらの結果や情報の社内での活用の仕方について、具体的な事例を交えて学び、健康と仕事の両立支援について知識を深めることを目的とします。
☆「 働く女性のメンタルヘルス 」
~ 女性の働き方支援のために産業保健スタッフが押さえておきたいポイント ~
2019年05月30日(木) 13:30~16:00
オフィス カコマ 代表 御子柴 由紀子 氏
今や共働き世帯は専業主婦世帯の倍以上、女性が働くことはごく普通のこととなっています。
しかし、その一方で女性の家事負担率は欧米に比べ高く、仕事と家庭の両立には女性の負担が大きいのも現実です。さまざまなライフイベント、また女性特有の身体不調、人間関係の特徴などストレスを抱えやすい働く女性の支援のために、産業保健スタッフが押さえておきたいポイント日常の関わり、復職支援のサポート方法など、事例を交え考えていきます。
※本研修は、メンタルヘルス対策に関わる産業保健スタッフを対象とした内容です。
☆「 ハラスメントをめぐる法的リスク 」
~ 具体的な事例を取り上げて ~
2019年06月14日(金) 14:00~16:00
神田法律事務所 代表弁護士 織 英子 氏
ハラスメント被害の申告があったとき、職場はどのように対応していくのが望ましいのか。適切な法的対応をわかりやすく説明します。
職場でのハラスメント被害の申告が増えるなか、初期対応を間違うと、深刻な法的紛争になっていく可能性があります。ハラスメント防止策だけでなく、万が一、ハラスメントが起きてしまったあとの事後対応を具体的に説明します。
~ 講義の仕方 ~
前半30分はハラスメントに対する一般的な講義。10分の休憩後に具体的な3つの事例を題材として、担当者がとるべき具体的な対応をそれぞれ15分ずつ説明。10分休憩後に、後半は会場から寄せられた質問に対し、講師が回答し、さらに質疑応答。
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★ 各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ
http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/
【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】
産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。
●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。
●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。
●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。
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◆関係機関情報
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(なお、詳細についてお知りになりたい場合は各機関へ直接お問い合わせ下さい。)
★『ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/index.html
★『安全衛生関係リーフレット等一覧』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/gyousei/anzen/index.html
★『職場における労働衛生対策』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html
★『平成31年度第92回全国安全週間が実施されます』
(長野労働局)
→ https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/h31_anzensyuukan.pdf
★『平成31年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施します。』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03739.html
★『熱中症予防対策シンポジウム』
(中央労働災害防止協会)
→ https://www.jisha.or.jp/seminar/kyoiku/y7150_necchusho_sympo.html
★『外国人労働者に対する安全衛生教育の推進等について』
(厚生労働省)
→ 詳しくは労働基準監督署へお問い合わせください
★『平成30年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果を公表』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04526.html
★『第20回労働政策審議会安全衛生分科会じん肺部会 議事録』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04449.html
★『「呼吸器疾患とアクリル酸系水溶性高分子化合物の吸入性粉じんのばく露に関する医学的知見」を公表』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000035viv_00003.html
★『第5回「架橋型アクリル酸系水溶性高分子化合物の吸入性粉じんの製造事業場で発生した肺障害の業務上外に関する検討会」(資料)』
(厚生労働省)
→ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04260.html
★労災疾病普及サイト
→ https://www.research.johas.go.jp/index.html
★「睡眠時無呼吸症候群」について
→ https://www.research.johas.go.jp/sas/thema01.html
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◆ お知らせ
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センターから
●長野産業保健総合支援センターの移転について
当センターは、長野市中御所一丁目16‐11鈴正ビル2階に移転しました。
→ https://www.google.com/maps/@36.641896,138.18212,17z?hl=ja-JP
●情報誌『産業保健21』をお届けします。
『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。
送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。
費用等は無料です。
→ http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf
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◆ 編集後記
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ゴールデンウイーク10連休はいかがお過ごしだったでしょうか。心身共にリフレッシュして、本年度を健康に過ごせるよう工夫していきましょう!
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┃発 行 者
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┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター
┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階
┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535
┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/
┃─└──┘
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