★ΘΘΘΘΘΘΘΘ 信州さんぽメールマガジン ΘΘΘΘΘΘΘΘ★
◆ 第13号 2009年1月5日発行
◆ 発行者 : 独立行政法人労働者健康福祉機構
長野産業保健推進センター
〒380-0936
長野市岡田町215-1
日本生命長野ビル3階
TEL:026-225-8533 / Fax:026-225-8535
URL http://www.nagano-sanpo.jp
E-mail sanpo20@mse.biglobe.ne.jp
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————————– 目 次 ————————–
◆ 関係機関の情報
◆ 1月・2月の研修会案内
◆ 他の機関等が開催する研修会等のお知らせ
◆ センターからのお知らせ
◆ その他
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■ 関係機関の情報
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● 「平成20年度化学物質によるリスク評価検討会『第6回少量製造・
取扱いの規制等に係る小検討会』資料」が厚生労働省から発表さ
れました。
● 「労働安全衛生法施行令等の一部を改正する政令及び労働安全
衛生規則等の一部を改正する省令の施行について」(名称等の表
示の対象となる物の範囲の拡大、健康診断を行うべき有害業務の
範囲の拡大、健康管理手帳を交付する業務の拡大、石綿製品等
の製造等の禁止の拡大関係)が厚生労働省から通達されました。
● 「労働基準法の一部を改正する法律」
(時間外労働の割増率の引き上げ、時間単位の年次有給休暇の
取得関係)が公布されました。
● 「管理濃度等検討会報告書」が厚生労働省から発表されました。
詳しくは、当センターホームページNew Information行政ニュースを
ご覧下さい。
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■ 1月の研修会案内
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日 時 テーマ ・ 講師
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1月 9日(金)
13:30~ 「管理監督者のためのコミュニケーションスキル」
16:00 伊藤 かおる(カウンセリング担当)
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1月14日(水)
14:00~ 「職場のメンタルヘルス」
16:00 ~メンタルヘルス不調者への気づきと対応から
職場復帰まで~
鷲塚 伸介(メンタルヘルス担当)
*岡谷会場(テクノプラザおかや)
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1月19日(月)
14:00~ 「有機溶剤中毒の予防について」
16:00 ~災害事例からの検討~
西 幸敏(労働衛生関係法令担当)
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1月22日(木)
14:00~ 「衛生管理者・安全衛生担当者の労働衛生管理
17:00 実践講座」
~安全衛生職場巡視の仕方とポイント~
今井 千一(労働衛生管理活動担当)
*伊那会場(伊那商工会館)
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1月23日(金)
13:00~ 「安全配慮義務を考える」
15:00 伊東 仁(労働衛生関係法令担当)
*岡谷会場(テクノプラザおかや)
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1月27日(火)
13:30~ 「メンタルヘルスの事例検討」
15:30 小泉 典章(メンタルヘルス担当)
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1月29日(木)
13:00~ 「産業保健従事者・労務担当者とメンタルヘルス
15:00 ・過重労働対策への関わり」
野見山 哲生(産業医学担当)
*松本会場(JA中信会館)
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■ 2月の研修会案内
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○ 2月 3日(火)13:30~15:30
「事業所における新型インフルエンザ対策」
矼 暎雄(長野産業保健推進センター所長)
*伊那会場(伊那商工会館)
○ 2月 4日(水) 9:30~12:00
「労働衛生関係法令基礎講座」
~過重労による健康障害防止対策の基礎~
滝口 和博(長野産業保健推進センター副所長)
*伊那会場(伊那商工会館)
○ 2月 4日(水)13:00~16:00
「復習 積極傾聴法とは」
~苦しみや悩みを聴くことは理屈ではない~
濱 幸男(カウンセリング担当)
*伊那会場(伊那商工会館)
○ 2月12日(木)13:30~15:30
「安全で心地よい人間関係を築くために」
~他者との境界を保つ方法~
林 玲子(カウンセリング担当)
○ 2月18日(水)13:30~15:30
「メンタルヘルス対策の具体的な取り組み」
古越 真佐子(カウンセリング担当)
*岡谷会場(テクノプラザおかや)
○ 2月20日(金)13:30~15:30
「管理濃度の改正及びモデル様式」
荻原 幸男(労働衛生工学担当)
○ 2月26日(木)13:30~15:30
「健康づくりに役立つ行動変容の知識」
飯塚 康彦(飯塚医院院長)
*松本会場(JA中信会館)
* 松本会場(JA中信会館 松本市深志1-4-1)
* 伊那会場(伊那商工会館 伊那市中央4605-8)
* 岡谷会場(テクノプラザおかや 岡谷市本町1丁目1番1号)
* 会場の表示がないところは、当センターの研修室で開催します。
* 詳しくは、http://www.nagano-sanpo.jp/seminer/index.html
をご覧下さい。ホームページからも研修会の申込ができます。
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■ 他の機関等が開催する研修会等のお知らせ
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○ 衛生管理者等長野地区出張特別試験と受験準備講習について
は長野県労働基準協会連合会又は最寄りの地区労働基準協会
へご照会ください。
→ http://www.naganoroukiren.or.jp/h20_list.html
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■ センターからのお知らせ
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◎ 図書・ビデオ・DVD新着情報
12月新着ビデオ(DVD)
☆アルコール依存症~回復プロセスと再発予防~
アルコール依存症という病気には、再発の危険が常に
つきまとっています。新しい生き方や新しい価値観を創っ
て行かない限り、何らかの引き金から再飲酒へと結びつ
く可能性は大いにあります。回復とはすなわち、再発を予
防することでもあるのです。ここでは、この回復のプロセス
を順を追って解説。
☆ビジュアル臨床心理学入門~集団へのアプローチ~
人が自らの存在を実感するということは、集団の中で行
われます。集団へのアプローチは、心の悩みを集団の中
で治療していこうとするものです。
代表的なものに、構成的エンカウンターグループがあり
ます。自らの生活体験や考え方、感じ方を集団の中で素
直に語り合うことで、自己管理、他者理解を深めようとす
るもです。自分らしさの実感には他者への気づきがなくて
はなりません。他者を見ることで、自らに気づくのです。
ここでは、構成的エンカウンターグループの他に、サイコ
ドラマやアルコール依存者の会のような同じ悩みを持つ者
同士のセルフ・ヘルプ・グループについて解説。
・新着図書
→ http://www.nagano-sanpo.jp/lending/book.html#01
・新着ビデオ
→ http://www.nagano-sanpo.jp/lending/vid.html#01
図書・ビデオ・DVDを無料貸出をしております。詳しくはホームペ
ージをご覧下さい。
→ http://www.nagano-sanpo.jp/
◎ 産業保健Q&A
産業保健Q&Aは、各産業保健推進センターにこれまでよせら
れた相談内容のうち、よくある質問への回答をまとめたものです。
→ http://wsys.rofuku.go.jp/sanpo/qa/index_pub
◎ 相談員の担当分野、勤務体制のご案内
→ http://www.nagano-sanpo.jp/counsult/index.html
◎ 地域産業保健センターのご案内
地域産業保健センターは、労働基準監督署の管轄区域ごとに1箇
所ずつ設置され、産業医選任義務のない従業員50人未満の職場の
事業者や従業員の皆様に対して、医師・保健師などが健康相談や
保健指導のサービスなどを無料で行なっております。(詳しくは、ホ
ームページ「地域産業保健センターからのおしらせ」をご覧ください)
→ http://www.nagano-sanpo.jp/area/index.html
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■その他
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◎ 雑文
★ 偽装請負 格差社会の労働現場
(朝日新聞特別報道チーム 朝日新書)
帯の表には、「これで景気回復といえるのか?勝ち組企業の儲
けの裏側」、裏には「ロストジェネレーションの悲鳴が聞こえる!!」
とありました。
ところで、「会社人」(信濃毎日新聞社編集局編)という本を覚え
ていますか。長野産業保健推進センターにもありますが、平成8年
1月から半年余り信毎朝刊に連載されていたものを纏めたものです。
「社会人」は、急変する労働条件の中で新たな働きがいを求めて、
企業の内外に「漂流」を始めたとあり、「リストラ時代」、「広がる派遣
社会」、「実績主義の行方」等の章があって、それなりに深刻な記
述もありますが「人材派遣 趣味と両立」という長閑なものもありま
した。 また、「ストレス時代の備え」というコーナーに「長野の産業
保健推進センター」についての詳しい紹介も載っています。濱幸男
先生や当時の村山忍三所長、小泉典章先生の「働く人へ いつか
壁にぶつかる」という文も載っています。最後の方には、「取材を
通じ何より驚かされたのは、いまや外部社員が企業社会を支えて
いたことだった。24時間体制の製造現場で働く大量の業務請負
会社員、開発の頭脳を担う派遣技術者…。あらゆる業種、職場
で活躍していた。」と書かれています。「あとがき」には、「反省も
残った。21世紀を展望して『それではどう進んだらいいのか』を提
案する部分で、「わたしたちも戸惑った。」とあります。
このころから10年以上経過していますが、「社会人」をめぐる情
勢はどの様に変化したのでしょうか。「偽装請負」では、「長期不
況で一気に広がった『偽装請負』という雇用形態」とありましたが
強い違和感があります。昭和61年の労働者派遣法施行以後、
特に平成元年前後から製造業を中心に幅広く行われていたこと
は関係者であればみんな知っていました。
「超一流企業までもがそんな違法行為をしていた。」とあります
が、平成16年3月に製造業務への労働者派遣が解禁になるま
では、「適正な請負度」が問題になっていたと思います。「2006年
夏から告発報道を展開した朝日新聞社特別報道チームの渾身
のルポ」とありましたが、最後に書かれた「解決策」は必ずしも現
実的な内容になっていないようです。
(前副所長 宮崎 雄)
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◎ 次回は、2月2日(月)に発信予定です。
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◎ メールマガジンの発行は月1回(原則として毎月1日)です。
研修会の開催案内、図書・ビデオ等の新着教材の紹介等の他、
産業保健に役立つ情報をお届けしています。
これらは、ホームページや情報誌等で詳細を確認できるものです
が、定期的なチェックの機会、として、ご利用下さい。
◎ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
◎ メールアドレスの変更、配信停止は下記E-mailでお願いします。
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