「労働安全衛生法の新たな化学物質規制」の実践 ～ 4月全面施行 「事業者による自律的管理」に何が必要か ～

興味のある方はどなたでも

前半　１3：0０～１4：4０　化学物質の新たな法規制の解説　　担当:小林 喜八郎　氏
後半　１4：5０～１7：0０　リスクアセスメントツール（CREATE-SIMPLE）のパソコンによる実習　担当：荻原 幸男　氏
※１　研修会当日パソコン持参(Excelを使用)　
※２　申込時メールアドレス登録　リスクアセスメントツールを事前送付します。

　厚生労働省が、令和４年より所要の法令改正が進めてきた化学物質による健康障害防止対策について、事業者が自ら行ったリスクアアセスメントの結果に基づき、ばく露防止措置を適切に実施する「自律的管理」の制度が令和６年4月全面施行されました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　化学物質による休業４日以上の労働災害（がん等の遅発性疾病を除く。）の原因となった化学物質の多くは、化学物質関係の特別規則の規制の対象外でした。この改正により、これら規制の対象外であった有害な化学物質を主な対象として、国によるばく露の上限となる基準の制定、危険性・有害性情報の伝達の整備拡充等を前提として、事業者がリスクアセスメントの結果に基づき、ばく露防止のための措置を適切に実施する制度を導入したものです。
　そこでこれら化学物質の新たな法規制の詳細な解説及び具体的な取組み方、入手したSDSの管理の仕方、さらにばく露低減措置選定の基となるリスクアセスメントツールのパソコン実習など全面施行以降の実践に向けた具体的取り組み方を研修します。