◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆ 信州さんぽメールマガジン ◆ 第169号 2019年12月10日発行 ◆ 長野産業保健総合支援センター ◆◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆ 令和元年も残りわずかとなりました。年末を無事にお過ごしいただき、明るい新年が迎えられるようご祈念申し上げます。 連載コラム「治療と仕事の両立支援」も9回目となりました。是非ご覧ください。 また、令和2年1月29日(水)長野市芸術館アクトスペースにて「治療と仕事の両立支援セミナー」が開催されます。参加無料ですので、皆様奮ってご参加ください。 → https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/naganotiryoutosigotonoryouritusiennsemina-.pdf -+-+-目 次-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第9回 NEW (12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日)NEW ◆12月、1月の研修会のお知らせ NEW ◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲) ◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートご協力のお礼 NEW ◆台風19号による被害に関する情報(再掲) ◆関係機関情報 NEW ◆お知らせ NEW -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆連載コラム「治療と仕事の両立支援」第9回 NEW (12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日) -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 治療と仕事の両立支援(その9) 事業者が主治医、産業医からの意見を勘案して、労働者が治療をしながら仕事を継続することができるか否かの判断をした結果、(1)入院等による休業を要さずに仕事を継続する場合(有給休暇の使用のみで後は通院治療等)と、(2)入院等による休業を要する場合の対応に分けられることとなります。 病気よっては、通院で済む場合もありますし、入院休業しなければならない場合もあります。労働政策研究・研修機構が調査した疾病罹患者の休職状況によると、「ほとんど休職することなく通院治療」とする割合が高い疾病としては、糖尿病、心疾患、肝炎などで、がんと脳血管疾患は「疾患罹患者の半数以上が休職を経て治療」となる割合がやや高いとされており、疾病によって異なる対応が必要であるということが分ります。 今回は、休業を要さずに就労する場合の対応について解説します。 (1)入院等による休業を要さない場合の対応 この場合の流れは [1]「両立支援プラン」を策定し、[2]そのプラン等に基づいて就業上の措置や治療への配慮を実施してフローアップを行うということとなりますが、その際、[3]周囲の同僚等周囲者への対応にも留意する必要があります。 [1]「両立支援プラン」の策定 労働者が治療をしながら就業継続が可能であると事業者が判断した場合は、労働者がその業務によって疾病が増悪することがないよう就業上の措置等を決定し、その措置等を実施しますが、その際に、具体的な措置や配慮の内容、スケジュール等についてまとめた計画(「両立支援プラン」)を策定する事が望ましいとしています。 両立支援プランは労使間の契約となりますので、労働者本人、事業者及び関係者(所属長、人事労務担当、産業医等)による話合いの上で作成されたものである事が分かるように書面で確認しておく必要があると思われます。 なお、『ガイドライン』の「様式例集」において“両立支援プラン/職場復帰支援プランの作成例”が示されていますし、『企業・医療機関連携マニュアル(事例編)』でもプランの作成例が記載されていますので、これらを有効活用していただきたいと思います。 ◎両立支援プランに盛り込む事が望ましい事項として、以下の事項が記載されています。 [ア]治療・投薬等の状況及び治療・通院の予定 ・治療や薬剤の副作用により予想される体調不良、・通院、治療でどの程度職場を離れる必要があるのか、その予定) [イ]就業上の措置及び治療への配慮の具体的内容及び実施時期・期間 ・作業の転換(業務内容の変更)が必要な場合の新しい作業内容、制限の内容・労働時間の短縮(1日の勤務時間、週の勤務日数)・残業時間制限、遠隔地出張の制限、深夜勤務の制限等・通勤への配慮(時差出勤制度等)・就業場所の変更 など [ウ]治療への配慮内容(定期的な休暇の取得)等 ・通院のための時間単位の休暇取得・治療のための定期入院治療への配慮 など [エ]フォローアップの方法及びスケジュール(産業医等、保健師・看護師等の産業保健スタッフ、人事労務担当者による面談等) ◎両立支援プランの作成時に留意する事項 両立支援プランの策定に当たって留意する事項としては以下のことが考えられます。 [ア]病名は同じでも個人ごとに症状や治療が異なる場合がありますので、プラン策定はオーダーメイドの対応となること。 [イ]プランは労働者(患者)個人の意向も踏まえて個別に作成しますので、産業医、産業保健スタッフ、主治医の他、必要に応じて主治医と連携している医療ソーシャルワーカーや両立支援促進員等の支援を受ける事も考えること。 [ウ]通常勤務への復帰は、通院や治療の終了と同時にすぐに戻れるとは限りませんので、この点についても留意しておく必要があること。 [エ]労働者(患者)の同僚や管理監督者に過度の負担がかからないように配慮もすること。 [オ]治療の経過によっては、必要な措置や配慮内容、時期、期間が当然変わる事がありますので、労働者の状況を適宜確認し、必要に応じてプラン、就業上の措置及び治療に対する配慮内容を見直す必要があること。 [カ]プランの見直しに際しては、治療の副作用等による就業上の困難は個人差が大きいので、労働者から職場での配慮希望を聴いた上で主治医や産業医の意見に従って対応すること。 [2]「両立支援プラン」等に基づく取組の実施とフォローアップ 事業者は両立支援プラン等に基づき、必要な就業上の措置及び治療への配慮を実施します。治療の経過によっては、必要な措置や配慮内容、時期、期間が当然変わる事が考えられますので、労働者の状況を労働者本人及び管理監督者から定期的に状況を確認し、必要に応じてプラン、就業上の措置及び治療に対する配慮内容を見直します。 見直しの検討に当たっては、人事労務担当や産業保健スタッフ等の組織的な支援が望まれます。 ◎面談時に確認する主な事項としては ・両立支援プランの実施状況の確認、評価、見直し。 ・治療等のための通院時間が確保されているか、受診が継続されているか。 ・日常の健康状態について上司と会話ができているか。 ・体調不良時に上司に申出ができている雰囲気か。 ・産業医または産業保健スタッフ等との面談が定期的に行われているか。 ・治療状況の確認及び主治医から言われている事項。 等が考えられます。また、両立支援プランの見直しに際しては、労働者本人が就労に当たってどういうことを望んでいるのかを、労働者本人と話し合う必要もあります。 [3]周囲の者への対応 両立支援プランの実施を行うことにより、周囲の同僚や上司等にも一時的に負荷がかかります。両立支援は、労働者本人と上司だけでなく職場全体で労働者をサポートしていくことが重要ですので、[ア]風通しの良い職場内コミュニケーションの醸成と[イ]労働者本人と周囲とのバランスのとれた対応が上司に求められます。 就業等の配慮が行き過ぎると「特別扱いしている。」と受け止められる事もありますので、職場内のコミュニケーションを良好に維持する必要があります。また、労働者本人も特別扱いされていると感じて肩身の狭い思いをする場合もあります。そのため、職場の誰にどの程度配慮事項等を伝えるか労働者本人と相談して合意の下に、一定の情報を開示して周囲の同僚に必要な就業上の措置及び治療への配慮に対する理解を得る必要があります。 それと共に、業務分担に偏りがないか、特定の人に業務が集中していないか検証し、適宜調整する必要があります。 ★「治療と仕事の両立支援」について → https://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html ★「メディカルノート」における両立支援特集ページについて → https://medicalnote.jp/features/johas ◎12月の治療と仕事の両立支援相談窓口の開設日 NEW (1)長野産業保健総合支援センターにおける相談 ・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族、医療機関 ・日 時:12月10日(火)、11日(水)、13日(金)、17日(火)、19日(木)、20日(金)、24日(火)、26日(木)、27日(金)いずれも13:00~16:00まで ・相談方法:電話・面接相談(電話予約を優先します) ・申込先 :長野産業保健総合支援センター 026-225-8533 (2)医療機関における出張相談 ・対象者:事業者、労働者(患者)及びその家族 1)信州大学医学部付属病院における出張相談 ・日 時:12月19日(木) 13:30~(毎月第1、第3木曜日) ・申込先:信州大学医学部付属病院 医療福祉支援センター・がん相談支援センター (完全予約制です) 0263-37-3045 2)長野市民病院における出張相談 ・日 時:12月21日(土) 9:30~12:30 ・申込先:長野市民病院 がん相談支援センター (完全予約制です) 026-295-1292 3)伊那中央病院における出張相談 ・日 時:随時 ・申込先:伊那中央病院 がん相談支援センター (完全予約制です) 0265-72-3121 4)長野赤十字病院における出張相談 ・日 時:随時 ・申込先:長野赤十字病院 がん相談支援センター (完全予約制です) 026-217-0558 5)佐久総合病院における出張相談 NEW ・日 時:随時 ・申込先:1]佐久総合病院佐久医療センター がん相談支援センター (完全予約制です) 0267-88-7184 2]佐久総合病院 総合相談センター (完全予約制です) 0267-82-3131 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆12月、1月の研修会のお知らせ NEW -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 12月、1月の研修会は次のとおりです。ホームページから申込可能です。 http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/ -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ≪長野会場(鈴正ビル 2階研修室)≫ ☆「 がんになっても仕事を続けられる事業場を。でもがんを早く治療しましょう。 」 令和元年12月13日(金) 13:30~15:30 長野産業保健総合支援センター 所長 矼 暎雄 氏 産業医認定単位(生涯:専門2単位) ★働き方改革シリーズ ☆「 労働者の心身の状態に関する情報の適正な取扱いのための措置について 」 ~ 働き方改革関連法等の周辺事項に関する説明も交えて ~ 令和元年12月19日(木) 13:30~15:30 長野労働局労働基準部 健康安全課長 松下 耕治 氏 ☆「 自律神経を整える 」 令和 2年 1月22日(水) 13:30~16:00 株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏 ★3回シリーズ 「 睡眠と睡眠障害 」 ~ 睡眠の仕組みを知り生活と職場を豊かに ~ 信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏 産業医認定単位(生涯:専門3単位) ※1回だけでも理解できる研修内容ですので、お気軽にご参加ください。 ☆第3回 「 睡眠ガイドラインについて 」 令和 2年 1月16日(木) 13:30~16:30 ☆「 保健指導やラインケアに必要なコミュニケーションスキル 」 ~ アサーションというコミュニケーション ~ 令和 2年 1月29日(水) 13:30~16:00 株式会社 Dream Seed 代表取締役 三井 洋子 氏 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ≪須坂会場(須坂商工会議所 2階会議室)≫ ☆「 産業看護職にエールを送りたい 」 ~ 日常業務の中で困っていることに焦点をあてる ~ 令和 2年 1月31日(金) 13:30~16:00 長野産業保健総合支援センター 産業保健専門職 北野 和子 氏 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ≪上田会場(上田商工会議所 5階Bホール)≫ ☆「 治療と仕事の両立をめざして 」 ~ 両立支援ガイドラインの活用と事例検討 ~ 令和元年12月17日(火) 13:30~16:00 長野産業保健総合支援センター 両立支援促進員 小林 美智子 氏、笹渕 和香奈 氏 ☆「 健康管理の基礎;健康診断の結果、診断書情報と就業上の配慮 」 令和 2年 1月27日(月) 13:30~15:30 信州大学医学部産業衛生学講座 教授 塚原 照臣 氏 産業医認定単位(生涯:専門2単位) 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「作業環境測定基準」及び「騒音障害防止のためのガイドライン」に基づく騒音測定方法及び評価方法の実習 ~ 令和 2年 1月23日(木) 13:30~17:00 信州大学 名誉教授 田口 喜一郎 氏 13:30~15:00 荻原労働衛生コンサルタント事務所 所長 荻原 幸男 氏 15:00~17:00 産業医認定単位(生涯:専門1.5単位、実地2単位) -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ≪伊那会場(伊那市防災コミュニティセンター 第1研修室)≫ ☆「 衛生管理者職場巡視のポイントと、衛生委員会(安全衛生委員会)における役割 」 ~ 職場巡視の結果をどう活かすか! ~ 令和元年12月18日(水) 13:30~16:30 HSC健康科学コンサルティング 株式会社 長野営業所 所長 今井 千一 氏 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ★ 各研修会の詳細、お申込みについては下記からどうぞ http://www.naganos.johas.go.jp/event-and-seminar/ 【産業保健研修会の受講を申し込まれる皆様へ】 産業保健研修会の受講を申し込まれても受講されない方が見受けられます。研修によってはキャンセル待ちの場合もあり他の方に迷惑を及ぼしています。つきましては、以下のようにさせていただきますので、ご了承ください。 ●欠席される場合は、必ず当センターに電話・メール等でご連絡ください。 ●欠席が目立つ方は、ご連絡をさせていただき受講をお断りする場合があります。 ●お申し込みの際は日程に余裕をもってお申し込みください。 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆石綿関連疾患診断技術研修会のお知らせ(再掲) -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 石綿関連疾患については、他の一般的疾患と比べて情報が少なく、診断が難解であることから、診断に必要となる新たな医学的知見や診断技術を踏まえた専門技術を習得する必要があります。 本研修は、石綿関連疾患に関する胸部画像の読影診断技術研修及び石綿による労災疾病の労災補償制度についての「専門研修」として、石綿関連疾患症例の医療用デジタル画像(PCによる)を使用して読影のポイントを解説するとともに、画像の読影実習を行います。 (認定産業医の単位取得対象の研修です。) 日時:令和 2年 1月25日(土) 14:30~16:30 場所:長野市医師会 4階講堂(長野市若里7丁目1番5号) 講師:東北労災病院 副院長 三浦 元彦 氏 旭労災病院 呼吸器科部長兼アスベスト疾患ブロックセンター長 加藤 宗博 氏 単位:生涯研修実地研修2単位 ●お申込みは、ホームページの新着情報(「続きを読む」の2ページ目)からお願いします。 http://www.naganos.johas.go.jp/ -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆治療と仕事の両立支援に係るアンケートご協力のお礼 NEW -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 治療と仕事の両立支援に係るアンケートは、令和元年11月29日(金)をもって終了とさせていただきました。ご回答いただいた事業所におかれましては、ご協力のほど誠にありがとうございました。 なお、調査結果につきましては後日公表する予定としており、現在集計作業中ですので今しばらくお待ちください。 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆台風19号による被害に関する情報(再掲) -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ★台風19号等の被災者のための専用電話相談窓口(通話無料) → (1)メンタルヘルスに関する相談フリーダイヤル 【0120-012-684】 平日10時~17時(土日祝日除く) → (2)健康に関する相談フリーダイヤル 【0120-361-437】 月・水・金13時~17時(祝日除く) (以下については、長野労働局へ直接お問い合わせ下さい。) ★ 令和元年台風第19号について → https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/typhoon19_2019.10.html -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆関係機関情報 NEW -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- (なお、詳細についてお知りになりたい場合は、各機関へ直接お問い合わせ下さい。) ★ 『職場における化学物質対策について』 (厚生労働省) → https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei03.html ★ 『職場における労働衛生対策』 (厚生労働省) → https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02.html ★ 「第125回労働政策審議会安全衛生分科会(資料)」 (厚生労働省) → https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07904.html ★ 「メンタルヘルス・自殺予防・過重労働・セクハラ・その他健康づくり」パンフレット → http://www.jaish.gr.jp/information/mental_pamphlet.html (中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター) -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆お知らせ NEW -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆◇◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内◆◇◆ ●労災疾病普及サイト → https://www.research.johas.go.jp/index.html ○「じん肺診断技術研修」について → https://www.johas.go.jp/index/tabid/595/Default.aspx?itemid=867&dispmid=1466 〇第2期「メンタルヘルス」分野について → https://www.research.johas.go.jp/22_mental/thema02_index.html ◆◇◆40歳~57歳の男性へ、風しんの抗体検査・予防接種のクーポン券を配布しております◆◇◆ 厚生労働省は、各企業の健康診断で、クーポン券対象者に風しんの抗体検査を実施頂けるようお願いをしています。企業側の追加費用はほとんど発生しません。 現在、風しんの報告が多く見られています。患者の多くは、30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。 風しんは、また、妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがある(先天性風しん症候群)ほか、成人がかかると症状が重くなることがあります。 厚生労働省は、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性(40歳~57歳)に対して、無料で風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券をお住まいの自治体よりお送りしています。 2019年度は、1972年(昭和47)年4月2日~1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性(40歳~47歳)に市区町村がクーポン券を送付しておりますが、その他の対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます(自治体により事業の開始時期や対応が異なります)。 今回このクーポン券を利用し、各企業の健康診断でも風しんの抗体検査を実施できるやり方を設けております。各企業におかれましては、働く世代の男性が検査を受けやすい環境を作るため、是非この仕組みをご検討ください。健康診断時に抗体検査できるように医療機関と調整頂くことで、社員の方が検査を行いやすい環境が準備できます。詳しくは、所属の自治体にご相談ください。 また、より多くの対象男性に対して告知し、抗体を獲得していただくために、厚生労働省は、「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とコラボレーションしたポスター及びリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行っております。また、「ラグビー日本代表」を起用した啓発活動を行っております。その他、名刺サイズの案内用紙やクーポン使用上の注意、医療機関向けのクーポン券の使用可否お知らせポスターなどを啓発資料として用意しておりますので、ぜひご活用いただければと存じます。 以下の風しんの追加的対策特設ページからもダウンロードできますので、ぜひ普及啓発活動の資材としてお役立てください。 <風しんの追加的対策特設ページ> → https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html ◆◇◆センターから◆◇◆ ●長野産業保健総合支援センターの移転について 当センターは、長野市中御所一丁目16‐11鈴正ビル2階に移転しました。 → https://goo.gl/maps/AqBVbYbZfRY5Yftr6 ●情報誌『産業保健21』をお届けします。 『産業保健21』は、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人労働者健康安全機構が年4回発行している情報誌です。 送付をご希望の方は、当センターまでお問い合わせ下さい。 費用等は無料です。 → http://www.naganos.johas.go.jp/uploads/2018/03/mousikomi.pdf -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ◆ 編集後記 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 台風被害の影響は今もなお続いていると思われますが、その中で当センターの産業保健専門研修会にご参加いただいており、誠にありがとうございます。 令和2年も、引き続き積極的な研修会へのご参加をお待ちしております。 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ★メールマガジンは月1回発行しています。 ★ 編集内容に関するご意見・ご感想をお聞かせ下さい。 ★ メールアドレスの変更、配信停止の手続きはE-mailまたは当センターあてにお願いします。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃発 行 者 ┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┃ 独立行政法人労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター ┃ 〒380-0935 長野市中御所1-16-11 鈴正ビル2階 ┃─┌──┐ TEL:026-225-8533/Fax:026-225-8535 ┃─│\/│ URL http://www.naganos.johas.go.jp/ ┃─└──┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
