こどもや若者の自殺が長期休暇明け前後に増加する傾向を踏まえて、本日から、こども・若者の自殺防止に向けた取組を強化し、集中的な啓発活動を実施します。

 小中高生の自殺者数は、近年増加傾向が続き、令和5年の小中高生の自殺者数は513人となり、過去最多であった令和4年(514人)と同水準であり深刻な状況が続いています。

 また、「自殺総合対策大綱」(令和4年10月14日閣議決定)では、こども・若者の自殺対策の更なる推進・強化を図ることになっています。さらに、令和5年6月2日に取りまとめられた「こどもの自殺対策緊急強化プラン」を踏まえて、こどもの自殺対策を推進していくこととしています。今後とも、関係省庁が連携し、自殺総合対策大綱及び本プランに基づき、こども・若者の自殺防止に向けた取組を推進していきます。

 このため、本年も、8月1日から、特にこども・若者を対象とした自殺防止の啓発活動を、厚生労働省、こども家庭庁、文部科学省、内閣府孤独・孤立対策推進室が連携して実施することとしました。